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2024.02.03更新

【大人向け】ビジネスのアイスブレイクには自己紹介を盛り込もう

初対面の相手や普段かかわりのない相手と打ち解けるには、アイスブレイクが重要です。

場の雰囲気が固い場合や、参加者が緊張している場合には、 アイスブレイクによってコミュニケーションの円滑化を目指せます 

アイスブレイクは親睦のために行われることも多いですが、ビジネスにおいても有効です。

本記事ではアイスブレイクの概要を紹介し、ビジネスでの活用方法について詳しく解説します。

顧客との良好な関係を構築するために、ぜひ役立ててください。

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アイスブレイクとは?

アイスブレイクとは、 場の張りつめた雰囲気や参加者の緊張を和ませるために行われる、直接は本題と関係のないコミュニケーションのこと です。

大人数での会議や研修のほか、1対1で行われるミーティングや商談にも有効です。

最初に行うことが多いですが、合間にアイスブレイクを入れて場を仕切りなおしたり、適度に休憩したりすることもあります。

適度にリラックスした状態を作ることで、参加者のパフォーマンスを発揮したり、信頼関係を構築するきっかけになったりと、さまざまな効果が期待できます。

アイスブレイクの目的


アイスブレイクは、 場のコミュニケーションをスムーズにする ために行われます。

具体的な目的には以下の点が挙げられます。

  • 緊張や警戒を解く
  • お互いを理解する
  • 参加者の主体性を引き出す

順に解説するので、それぞれの内容を押さえましょう。

緊張や警戒を解く

場の雰囲気を柔らかくするアイスブレイクは、 参加者の緊張や警戒を解くために行われる ことが多いです。

普段かかわりのない部署の人が集まる従業員研修や、さまざまな会社から多くの人が参加する研修では、初対面の人が多く緊張する人も多いでしょう。

営業の訪問や商談では、訪問される側が警戒心を抱いていることも多くあります。

こうした場合にアイスブレイクを取り入れることで、本題にスムーズに入りやすくなります。

緊張や警戒は「ほかの参加者や相手がどのような人なのかわからない」という不安から生じていることが多いです。

不安を解消するには本題に入る前にアイスブレイクを行い、ウォーミングアップ程度のコミュニケーションを取ることが効果的と考えられます。

緊張や警戒が完全に解けるとは限りませんが、ほかの参加者や相手の情報が得られ、不安が和らぐでしょう。

お互いを理解する

ほかの参加者や相手についてわからなければ、どう接すればいいのか迷うでしょう。

アイスブレイクを通して、 相手の意図や人柄について多少なりとも理解できます 

ほかの参加者や相手のことを知ると同時に、自分についての情報を伝えることも可能です。

コミュニケーションを取り合う中で、お互いに対する理解が深まるでしょう。

参加者の主体性を引き出す

アイスブレイクでコミュニケーションを取ることで、「自分も参加者の一人だ」という意識が高まり、本題に移っても発言しやすくなります。

場の緊張感も適度にほぐれていれば、「自分の話をちゃんと聞いてもらえる」という心理的な安心感も生まれます。

会議や研修では「その場にいるだけ」「聞いているだけ」になってしまいがちな人もいるでしょう。

しかしアイスブレイクによって、 参加者の主体的・積極的なコミュニケーションを促せます 

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アイスブレイクを行うシチュエーション5選


アイスブレイクは以下のようにさまざまなシチュエーションで行われます。

  • 会議
  • 研修・セミナー
  • 面接
  • 商談
  • テレアポ・インサイドセールス

アイスブレイクは 複数人が集まる場や、目的に沿って話をまとめる場 において行われているといえます。

それぞれのシチュエーションを確認しましょう。

会議

会議の本題に入る前に行う軽い雑談や世間話は、アイスブレイクの1つです。

社内の さまざまな役職の人が参加する会議であれば、階層の低い従業員が萎縮したり緊張したりすることもあります 

話しやすい話題で場の雰囲気が和み、参加者の緊張がほぐれることで、スムーズに本題に入れるでしょう。

アイスブレイクで発言していれば本題に入っても発言しやすくなり、参加者の積極的な発言が期待できます。

研修・セミナー

初対面の人が多く参加する研修やセミナーでも、アイスブレイクはよく行われます。

お互いを知る 自己紹介や、簡単なゲームをすることが多い です。

アイスブレイクによって、参加者と講師との距離が縮まる効果も期待できます。

新入社員の研修や役職ごとの研修などの従業員同士が集まる機会であれば、アイスブレイクをきっかけとして親しい関係性を築けることもあるでしょう。

面接

応募者の緊張をほぐすために、就職や採用の面接時にアイスブレイクを入れることもあります。

応募者の中には、緊張しているとスムーズに言葉が出てこない、本音で話せないという人もいるでしょう。

まずは天候や面接会場までの交通手段などの話題を切り出すことで、求職者の緊張をほぐし適度にリラックスしてもらえます。

前置きなしでダイレクトに志望動機や求職者の強みといった本題に入ると、機械的で冷たい印象を与えてしまうかもしれません。

円滑にコミュニケーションできれば、 求職者の人柄や価値観がより正確に理解でき、ミスマッチの少ない採用につながる でしょう。

商談

雰囲気が固くなりがちな商談でも、場を和ませるアイスブレイクは有効です。

雑談や世間話でも場を和ませる効果はありますが、 最近のニュースや業界の話題などからスムーズに本題に移行できればより効果的 です。

商談をする会社や業界への理解が深いことが、話の内容から伝わることもあるでしょう。

アイスブレイクを相手からの信頼を得るきっかけにできればベストです。

テレアポ・インサイドセールス

テレアポやインサイドセールスでは、アイスブレイクに長い時間を使えるわけではありません。

まず挨拶をして名乗り、要件を簡潔に伝えることが大切です。

軽い質問や課題についてのヒアリングを上手に行うことで、心を開いてもらえる可能性は高まります。

話す内容だけでなく、 話し方や声のトーンなどからも相手の警戒や緊張を解くことが大切 です。

ビジネスの場でアイスブレイクを行うメリット


アイスブレイクはゲーム形式で行われる場合も多いことから、レクリエーションのように考える方もいるかもしれません。

しかし、 雰囲気が固くなりがちなビジネスの場でこそ、アイスブレイクを取り入れるメリットは大きい といえます。

商談やテレアポなど、ビジネスの場で行うアイスブレイクには、以下の2つのメリットがあります。

  • 信頼感や安心感を抱いてもらえる
  • 本題に集中できる

以上のメリットによって、円滑なビジネスや良好な関係の構築につながるでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

信頼感や安心感を抱いてもらえる

アイスブレイクによって安心して話せる相手だと思ってもらえれば、信頼感や安心感につながります。

信頼感や安心感を持ってもらえれば、 相手は本音を話しやすくなるでしょう 

ビジネスでは相手の抱えている問題やささいな困りごとを聞き取ることが大切です。

しかし、心に壁のある状態では本音を聞き出せず、実りのない商談となってしまうかもしれません。

人柄や雰囲気から「この人なら何とかしてくれるかも」と思ってもらえれば、心を開いてもらえる可能性は高まるでしょう。

本題に集中できる

アイスブレイクで場が和んだ後に、改めて本題に入ることで話題のメリハリが付きます。

そのため、 アイスブレイクから本題へ話題を切り替えることで、集中してコミュニケーションできる 効果が期待できます。

加えて緊張してしまいがちな人の中には、大事なところでうまく話せず、本来のパフォーマンスが発揮できなかった経験を持つ人もいるかもしれません。

アイスブレイクでコミュニケーションのウォーミングアップができれば、緊張を適度に緩和でき、スムーズに話せる可能性も高まります。

以上のように、参加者それぞれが本題に集中するために、アイスブレイクは効果的です。

アイスブレイクで心を開いてもらうコツ

商談やテレアポなど、顧客を相手とする場では、以下に相手に心を開いてもらうかがカギとなります。

アポなしの飛び込み営業やテレアポでは、見ず知らずの人に少なからず警戒心を抱くでしょう。

相手にも仕事があるため、信頼のおけない人に無駄な時間は使いたくないはずです。

そのため、営業活動をする際は、 話を聞いてもらう前に不信感を減らし、心を開いてもらうために努める 必要があります。

相手の警戒心を解くには、以下の2つのステップが必要です。

  • まずは自己紹介をする
  • 話の中で警戒を解く

順番にそれぞれ解説します。

まずは自己紹介をする

初めて話をする相手であれば、まずは自己紹介をする必要があります。

自己紹介は最初のコミュニケーションであり自分の印象を左右するため、相手に安心して話を聞いてもらうためには大切なステップです。

十分な自己紹介ができれば、 相手の不信感や警戒心を和らげられる でしょう。

ただし、自己紹介は簡潔に済ませることも必要です。

テレアポなど電話で話す機会であれば、会社名や部署名、氏名などを簡潔に伝えるにとどめたほうがいいでしょう。

話の中で警戒心を解く

すでに アポを取って時間を確保している商談であれば、氏名などにもう少し情報を加える など、アイスブレイクに時間を取りやすい傾向にあります。

相手の警戒心を解くには、以下のようなコミュニケーションを交えるといいでしょう。

共通点を出して共感を得る

事前に商談をする相手の情報がわかっている場合は、共通点を見つけて話すことで心の距離が縮まります。

共通点を見つけやすい主な話題には、出身地や趣味などの話題があります。

話をする中で 自分と相手の共通点を見つけたり、相手の話に共感を示したりすること も効果的です。

トレンドや時事の話題を出す

年代を問わず話せる話題の1つに、業界のトレンドや気になったニュースがあります。

相手の会社の新商品や取り組みについて、商談の前に調べましょう。

異なる業界の相手であれば、 相手の業界のトレンドやニュースも事前にチェックしておくといいでしょう 

何気ない会話から、悩みや課題のヒントを得られる可能性もあります。

相手も知っている可能性が高いニュースの話題も、アイスブレイクに適したテーマです。

相手を褒める

相手を褒めることは、一気に心の距離を縮められるコミュニケーションの方法です。

相手の 服装や持ち物、名刺のデザインなどに注目し、積極的に話題に出してみましょう 

会社の内装や雰囲気、立地や周辺環境などについても観察してみると、アイスブレイクで話せる点が見つかるかもしれません。

相手の情報を引き出す

事前に相手や会社について調べ、アイスブレイクをきっかけにさらに引き出すことも1つの方法です。

例えば、「○○に力を入れているんですね」と話すことで、「そうなんです。××が結構大変で……」と、相手から悩みを話してもらえることもあります。

自分が話すだけでなく、 相手に話してもらうことも有効なアイスブレイクの1つ です。

アイスブレイクでうまく自己紹介する方法


自己紹介は初対面でのアイスブレイクに不可欠です。

自分や自社の印象を左右するため、 好印象を持たれる自己紹介の方法を知っておくといい でしょう。

以下の点を盛り込むことで、相手の印象に残る自己紹介ができます。

  • 自分の人柄を伝える
  • 意外性のあるエピソードを交える
  • 相手の興味を引きそうなことを話す

相手に自分のことを理解してもらうことで、信頼の獲得につながるでしょう。

自分の人柄を伝える

初めて話す人を前にすると、緊張や不安を感じる人もいるでしょう。

そのため、相手の緊張をほぐすために、 自分がどのような人なのかを伝えることが有効 です。

機械的に仕事の話に入るのではなく、「ついつい新商品を買ってしまうんです」「自分は涙もろいところがあるので……」など、人間味のあるエピソードを自然に交えましょう。

相手の共感を得られた場合は、心の距離がさらに縮まるでしょう。

意外性のあるエピソードを交える

「実は犬が苦手で……」「可愛いものが好きなんです」といった、 ギャップのあるエピソードは相手の印象に残りやすい です。

人柄も伝わるため、自分のことを知ってもらうには効果的な方法です。

自分にとっては当たり前でも、ほかの人からすると意外に感じる面はないか、日頃から気にしておくと話のネタをストックできます。

ただし、唐突にならないようにあくまでも自然な流れで伝えることが大切です。

相手の興味を引きそうなことを話す

事前に相手の好みや趣味がわかる場合は、関連した話題を出すといいでしょう。

例えば、相手が釣り好きの場合は「釣りがお好きだと伺いましたが、この辺りはよく釣れるんですか?」と質問することも方法の1つです。

また、相手の会社のSNSを事前にチェックし、感想を伝えると喜ばれる可能性も高いです。

相手が 興味のあることや力を入れていることであれば、相手も積極的に話してくれる でしょう。

「自分や自社のことを調べてくれている」と感じてもらえ、好印象を与えられます。

商談のアイスブレイクに使いやすい話題3つ


アイスブレイクで使える話題に、以下の頭文字を取った「木戸に立てかけし衣食住」があります。

一般的な話題として、押さえておくと安心です。

季節・気候 今日の天気や気温、寒波や台風の接近など
道楽・趣味 休日の過ごし方など
ニュース 最近の話題、業界のトレンドなど
出張、プライベートな旅行など
テレビ 話題の番組、ドラマなど
家族 家族構成、子どものことなど
健康 健康法、食事、運動の習慣など
仕事 会社の最近の取り組み、キャリアなど
ファッション、持ち物など
食の好み、お酒など
居住地、出身地など

加えて、 特にビジネスに使いやすいアイスブレイクの話題を3つ紹介します 

時事・トレンド

注目しているニュースの話題や、業界のトレンドなどは、話しやすい話題の1つです。

特に、業界のトレンドや新製品、出来事などの話題を出すことで、 業界に関する知識があることを自然にPRできる でしょう。

業界への理解が深ければ、専門性の高い課題についても話が聞けるかもしれません。

何気ないニュースの話題から、思わぬ業界への影響に関する情報を得られる可能性もあります。

地域

会社の所在地や周りの環境など、地域に関する話題もアイスブレイクに適しています。

会社の周りのおすすめの飲食店や、近隣の店舗など、プライベートでも役立つ情報を得られるかもしれません。

商談の後日に 教えてもらった店舗に行き、感想を次の機会に伝えるというコミュニケーションもできます 

「あのときの話を覚えていてくれたんだな」と、好印象を持ってもらえるかもしれません。

プライベート

最近行った場所や読んだ本など、プライベートの話題をアイスブレイクに使ってもいいでしょう。

プライベートについての共通点が見つかれば、より親近感を持ってもらえるでしょう。

次回以降の商談でも 共通した話題で盛り上がり、良好な関係を築くきっかけになるかもしれません 

ただし、プライベートを話しすぎたり、質問しすぎたりしないように注意が必要です。

大人なら避けたいアイスブレイクに適さない4つのテーマ


アイスブレイクの話題に決まりはありませんが、アイスブレイクに限らず避けたほうがいい話題はあります。

  • 政治
  • 宗教
  • 学歴
  • ネガティブな話題

上記の話題は、 意見が割れたり相手が不快に思ったりする可能性がある ため、避けるようにしましょう。

政治

政治の話題は個人の思想や信条にかかわり、意見が分かれがちです。

特定の政党の称賛や批判、政策への不満などは避けることをおすすめします。

お互いを よく知っている間柄でも避けるべき話題 とされているため、アイスブレイクではなおさら避けたほうがいいでしょう。

宗教

政治と同様に、個人の思想や信条にかかわる宗教の話題もアイスブレイクには適しません。

個人的でデリケートな話題のため、 軽い気持ちで口にしたつもりが議論になってしまう場合もあります 

学歴

学歴や出身校の話題も避けることをおすすめします。

プライベートな事柄であり、知られたくない人もいるため、 相手が話題に出さない限りは触れないほうがいい でしょう。

ネガティブな話題

相手との関係を構築するためのアイスブレイクは、前向きな話題で行うことが好ましいです。

そのため、愚痴や悪口、批判などのマイナスなテーマは避けましょう。

こうした話題は 相手が不快に思ったり、返答に困ったりする可能性が高い です。

「自分もどこかで愚痴を言われるのではないか」という不信感にもつながります。

アイスブレイクにおける注意点

アイスブレイクは、コミュニケーションのきっかけとして大切です。

しかし、 あくまでも本題に入る前のコミュニケーション のため、以下の点には注意が必要です。

  • アイスブレイクに時間を取りすぎない
  • 自然に本題に入る
  • 事前に準備しておく
  • 毎回必要なわけではない
  • 聞く姿勢にも気を付ける

注意点を理解して、効果的なアイスブレイクを目指しましょう。

アイスブレイクに時間を取りすぎない

アイスブレイクはあくまでも本題に円滑に移るためのコミュニケーションです。

そのため、長々とアイスブレイクに時間を取るのは避けましょう。

会議やセミナーであれば、時間を決めてメリハリを付けることをおすすめします。

商談などビジネスの場であれば、 スムーズに本題につなげられるようなテーマでアイスブレイクをするといい でしょう。

自然に本題に入る

アイスブレイクから自然に本題に入ることを心掛けましょう。

例えば、アイスブレイクで趣味の話をしていたのに急にビジネスの話に移ると、違和感が生じます。

趣味の話題であっても、「この点は仕事と共通している」という流れなら、違和感なくビジネスの話題に移れます。

何気ないアイスブレイクも、 事前の情報収集や話題選びによって、より実りのある会話となる でしょう。

事前に準備しておく

商談の前には相手のことを調べて提案内容を考えるなど、準備が欠かせません。

アイスブレイクも同様で、相手の情報がある場合はより効果的なアイスブレイクができます。

情報を得るだけでなく、 どのような話題にするか、どのような流れで話すかなども想定しておく といいでしょう。

話す内容を決めてしまうのではなく、「こんなことも話せるといいな」という選択肢を複数準備し、状況や流れに応じて話すといいでしょう。

加えて、円滑で実りのあるアイスブレイクができていたか振り返ることで、別の機会にも活かせます。

インサイドセールスにおける挨拶程度のアイスブレイクは、CTIの録音や文字起こし、音声解析などをすることでしっかりとした振り返りができるでしょう。

毎回必要なわけではない

アイスブレイクによって、場を和ませてコミュニケーションを円滑にできます。

しかし、毎回必要なわけではありません。

例えば、アイスブレイクを省いてもいい場合として、以下のようなケースが挙げられます。

  • 商談の時間が短い
  • 雑談を嫌う相手である

場合によっては、 アイスブレイクによって信用を落としてしまう可能性がある ため、アイスブレイクをするかどうかの判断も必要です。

聞く姿勢にも気を付ける

アイスブレイクでは自分が何を話すべきかに注意が向きがちですが、相手の話を聞く姿勢も大切です。

相手が「ちゃんと自分の話を聞いてもらえるか」という不安を抱いている場合もあります。

「会話のキャッチボールのできる相手だ」とわかってもらうことも、アイスブレイクの目的の1つといえるでしょう。

加えて、アイスブレイクから相手の本音が聞き取れることもあります。

そのため、 自分の情報を開示しつつ、相手の話もしっかりと聞いて、商談や今後のコミュニケーションに活かす ことが大切です。

アイスブレイクには自己紹介を交えて相手の警戒を解こう


アイスブレイクに うまく自己紹介を盛り込むことで、信頼感や安心感を抱いてもらえる でしょう。

「安心して任せられる」「この人から買いたい」と思ってもらえれば、売上の増加も見込めます。

対面の商談を行い、以降のフォローは電話でのインサイドセールスに切り換える場合もあります。

電話でのインサイドセールスを効率よく進めるなら、CTIの活用も検討しましょう。

おすすめのCTIは「List Navigator.」です。

架電の結果を記録して比較したり、分析項目をカスタマイズできたりと、より効率的に営業活動を行うための豊富な機能が搭載されています。

音声解析でトークの分析ができる「Call Analytics」を追加で導入することで、トーク品質の向上にもつながります。

本題の内容だけでなくアイスブレイクにおいても、有意義であったかどうかを振り返るために役立つでしょう。

アイスブレイクによって心を開いてもらった後も、細やかな対応によって多くの顧客との関係を築くために、ぜひ活用を検討してください。

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