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2022.12.01更新

テレアポが効果的な時間帯|法人・個人別、マナー違反の時間帯も解説

商談の機会を作るためのテレアポ。お客さんに話を聞いてもらいやすい時間帯がいつなのか、さまざまなケースがあります。

例えば、昼休みの時間帯は電話するのを避けるべきなのか?など迷う人もいるでしょう。

本記事では、法人、個人別に、テレアポで成功しやすい時間帯を解説しています。

さらに、法律で禁止されている時間帯も紹介しているので、テレアポで成功率を上げたい人はぜひご覧ください。

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法人へのテレアポが効果的な時間帯

 法人へのテレアポは、午前中と夕方の時間帯が効果的です。 

これらの時間帯に電話をかけると、話を聞いてもらえる確率が高いと言われています。その理由を以下で説明します。業種によっては、効果的な時間帯が異なるので注意しましょう。

午前中

1つ目の効果的な時間帯は午前中。なぜなら、担当者がメール処理などの業務を社内でしていることが多いからです。

 午前中は、外回りが多い担当者と直接話せる可能性が高い時間帯と言えます。 

具体的には、10時~11時半を目安に電話をかけるとよいでしょう。始業時間の直後は、朝礼などで電話に出られないことが想定されるので避けるべきです。午前中に電話で話ができれば、予約を取り付けて午後に訪問できることもあります。

夕方

2つ目の効果的な時間帯は夕方。重要な会議や商談が終わり、担当者の仕事がひと段落していることが多いからです。

 具体的には、14時~16時を目安にするとよいでしょう。担当者が仕事の息抜きをしたいタイミングに合わせて電話をかけると、じっくりと話を聞いてもらえる可能性があります。 

なお、終業時間の間際にテレアポをするのは避けるべきです。担当者が帰宅の準備に取り掛かり、電話対応を嫌うことが考えられます。

業種によって効果的な時間帯がある

 業種によって、テレアポが効果的な時間帯は異なります。 

代表的な業種と効果的な時間帯は以下の通りです。

一般企業
10時~11時半と14時~16時頃
飲食業
11時前と14時~17時
病院
8時頃と12時頃
不動産業
10時前
美容室・理容室
10時前

飲食業は、ランチやディナーの営業時間を避けた時間帯がよいでしょう。病院は診療時間を避けて電話をかけると、話を聞いてもらえる確率が高いです。

また、不動産業や美容室・理容室は、接客業務で忙しくなる前の時間帯に電話をかけましょう。

個人へのテレアポが効果的な時間帯

 個人へのテレアポが効果的な時間帯は、勤務時間後と昼~夕方の時間帯。 

もちろん、電話をかける相手によってつながりやすい時間は異なります。

勤務時間後

テレアポの相手が出社して仕事をする人の場合、勤務時間後を狙って電話をかけるとよいでしょう。

 勤務中は、個人の電話に出られないことがあるためです。仕事を終えて帰宅する17~19時を目安にするとよいでしょう。 

ただし、在宅勤務をする会社員の場合は、勤務時間中であっても電話がつながる可能性があります。

昼〜夕方

テレアポの相手が長時間自宅にいる場合は、昼~夕方の時間帯なら電話がつながりやすいです。例えば、主婦に電話をかける場合は、家事が忙しくなる時間を避けた昼過ぎから夕方だと電話がつながりやすいでしょう。

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テレアポが効果的な曜日

 テレアポには効果的な時間だけでなく、効果的な曜日もあります。 

業種によって休日が異なるためです。業種ごとの効果的な曜日は以下の通りです。

一般企業
火~木曜日
不動産業
木~火曜日
美容室・理容室
火~日曜日
個人
土曜日、日曜日

一般企業は、火曜日から木曜日がテレアポに効果的。週の始まりである月曜は、定例の会議が入っていることがあり、電話がつながりにくいです。また、金曜日は仕事の締め切りが設定されていることが多く、担当者が忙しくて電話に出られないことも。

業種ごとの休日を避けて、テレアポをすることも重要です。美容室・理容室は月曜日が休み、不動産業は水曜日が休みであることが一般的。

個人にテレアポをする場合は、在宅している可能性が高い週末に電話をかけるとよいでしょう。

マナー違反になる時間帯について

電話をかける際に注意すべき時間帯があります。その時間帯に電話をすると、 顧客にマナー違反だと思われる可能性も。マナー違反になる時間帯を知り、顧客の印象を悪くしないようにしましょう。 

ランチタイム

 ランチタイムに電話をかけることは、マナー違反であるとされています。 

顧客が休憩している時間帯であり、営業の電話を嫌うからです。一般的なランチタイムである12〜13時の時間帯は避けましょう。

20時以降は法律で禁止されている

 20時以降にテレアポをすることはNG。特定商取引法で禁止されているためです。 

さらに夜遅い時間に電話をかけると、顧客に常識を疑われてしまう可能性もあります。電話はなるべく業務時間内にかけましょう。

忙しい時間帯や繁忙期を避ける

 顧客の忙しい時間帯や繁忙期は避けましょう。 

忙しいときに電話がかかってきて、好印象をいだく顧客は少ないからです。個人でも法人でも、1日のうちで忙しい時間は避けましょう。

忙しい時間帯は個人と法人で異なります。例えば、主婦が忙しい時間帯は、昼食や夕食などの家事をしている時間帯。法人の場合は、朝礼などがある始業直後や打合せが始まることの多い13時頃が忙しい時間帯とされています。

一般的に3月は期末であるため、繁忙期の企業が多いです。ただし、繁忙期は業種により異なるので、事前に調べておきましょう。

なかなか担当者へ繋がらないときは

担当者に電話が繋がらないときの対処法は、以下の2つです。

  • 1日に複数回かけてみる
  • いつであれば繋がりやすいか質問する
 1度かけてつながらなくても諦めてはいけません。 紹介する対処方法をとることで、電話がつながる確率を上げられます。

1日に複数回かけてみる

 電話をかけて繋がらない場合は、1日の間に複数回かけてみるとよいでしょう。 

なぜなら担当者が電話に出られる時間帯は、複数あるためです。偶然、トイレなどで離席して電話に出られなかったことも考えられます。諦めずに複数回、電話をかけるようにしましょう。

いつであれば繋がりやすいか質問する

 担当者が不在であっても、すぐに電話を切ってはいけません。電話の相手に、担当者が繋がりやすい時間帯を質問するとよいでしょう。 

教えてもらった時間にかけ直せば、担当者と話せる可能性があります。

もし担当者の名前が分からない場合は、電話の相手に尋ねるとよいでしょう。

まとめ

テレアポが効果的な時間帯は、法人と個人で異なります。20時以降にテレアポをすることは、法律で禁じられているので注意しましょう。さらに時間帯だけでなく、業種により電話がつながりやすい曜日もあるので、テレアポをする際の参考にして下さい。

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