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2022.09.15更新

固定電話を無料で転送する方法とは?おすすめサービスも5つ紹介

「固定電話へ無料で転送する方法が知りたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。

固定電話をスマートフォンに転送するやり方は、「電話転送サービスを利用する方法」や「クラウドPBXを活用する方法」などさまざまです。

 しかし、それぞれの特徴を理解してから取り入れないと、思わぬ出費が生じたり機能面で不満を感じたりすることもあるため注意が必要です。 

そこで本記事では、電話転送に関する以下の内容を解説します。

  • 電話転送の種類
  • 固定電話をスマートフォンに転送する5つの方法
  • サービスを活用した電話転送の料金体系

固定電話を無料で転送できるおすすめの方法も紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。

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※本記事の内容は、2022年8月19日時点の情報です。

目次

そもそも電話転送とは


電話転送とは、かかってきた通話を指定した別の回線に転送する機能です。

 電話転送の設定をすることで、場所を問わず電話を受け取れるようになります。 

また、出先で電話に出られない場合でも、折り返し電話のタイムラグを縮小できる点もメリットです。

転送先としては、携帯電話や固定電話、FAX・海外の番号なども指定することが可能です。

続いて、電話転送の種類について見ていきましょう。

電話転送の種類

電話転送の代表的な種類は、以下の5つです。

  1. 無条件転送:着信したすべての通話を転送する
  2. 無応答転送:着信した通話のなかから、出られなかった場合のみ転送する
  3. 圏外転送:電話機が圏外のときや電源がオフのときなどに転送する
  4. 通話中転送:通話中に着信した電話を転送する
  5. 選択転送:着信した電話を、手元の端末を使用して手動で転送する

サービスによって設定の仕方は異なりますが、状況に応じて電話転送の種類を使い分けることで業務上のニーズにあった運用ができます。

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無料あり!固定電話をスマートフォンに転送する5つの方法


固定電話をスマートフォンに転送する方法を5つ紹介します。

  1. 電話転送サービスを利用する
  2. クラウドPBXを活用する
  3. 転送機能が付いた電話機を使用する
  4. IP電話を使用する
  5. 電話転送アプリを使用する

冒頭でもお伝えしたとおり、それぞれの特徴を理解して自社にあう方法を選択することが重要です。

【方法1】電話転送サービスを利用する

電話転送サービスとは、固定電話にかかってきた着信を、事前に登録した別の固定電話や携帯電話などに転送できるサービスです。

固定電話会社や携帯電話会社が電話転送サービスを提供しており、有名なところではNTTの「ボイスワープ」があります。

電話転送サービスを利用するには、付加サービスとして別途申し込みが必要です。

【方法2】クラウドPBXを活用する

クラウドPBXとは、ビジネスフォンのような機能をインターネット上で利用できるサービスです。

クラウドPBXを活用すると、内線・外線だけではなく転送機能もPCやスマートフォンから利用できます。

【方法3】転送機能が付いた電話機を使用する

3つ目は、転送機能が付いた電話機を使用する方法です。

なかには、スマートフォンからでもFAX画像を確認できるものや、固定回線がなくてもスマートフォンと連携できるものなどがあります。

代表的なメーカーとしては、パナソニックやシャープなどから転送機能付きの電話機が発売されています。

【方法4】IP電話を使用する

IP電話とは、インターネット回線を通じて通話や通信ができる電話サービスです。

なかには、無条件転送や通話中転送などの転送サービスを利用できるものがあります。

IP電話で転送サービスを利用するには、別途設定が必要です。

【方法5】電話転送アプリを使用する

5つ目は、電話転送アプリを使用する方法です。

AppStoreやGooglePlayで電話転送アプリを入手すると、アプリ内の自動転送機能を利用できるようになります。

なかには、無料で提供しているアプリサービスもあります。

サービスを活用した電話転送の料金体系

ここで、サービスを活用した電話転送の料金体系を紹介します。

以下の表は、電話転送サービスの代表例であるNTTの「ボイスワープ(ひかり回線)」と、クラウドPBXの平均的な利用料金をまとめたものです。

電話転送サービス クラウドPBX
月額使用料 550円 1,000円〜3,000円/1ユーザー程度
通話/通信料
  • 発信者から転送元までの通話/通信料は発信者負担
  • 転送元から転送先までの通話/通信料は契約者負担
  • 発信者から転送元までの通話/通信料は発信者負担
  • 転送元から転送先までの通話/通信料は無料
工事費 2,200円 0円

※価格はすべて税込表記

「電話転送」と聞くと、従来の電話転送サービスをイメージする方が多いかもしれません。

しかし、電話転送サービスの場合、転送元から転送先までの通話/通信料が契約者負担になってしまう点がデメリットです。

 一方で、クラウドPBXであれば、転送元から転送先までの通話/通信料は無料です。 

電話転送の機能を利用して通話する機会が多ければ多いほど、電話転送サービスよりクラウドPBXのほうがコスト面でお得になります。

従来の電話転送サービスの問題点5つ

従来の電話転送サービスには、以下5つの問題点があります。

  1. 着信側にも通信料が発生してしまう
  2. 1つの番号にしか転送できない
  3. 着信先の判別ができない
  4. 電話取次ぎができない
  5. 折り返し時に会社番号を使用できない

どういうことか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

【問題点1】着信側にも通信料が発生してしまう

先述したとおり、電話転送サービスは、転送元から転送先までの通話/通信料が契約者負担になります。

通常の電話では、着信側に通信料はかかりません。

 しかし、電話転送サービスを利用することで着信側にも通信料が発生してしまいます。 

また、電話転送サービスの場合、間違い電話やセールス電話でも通信料が発生するため、余分なコストが増えてしまう点に注意が必要です。

【問題点2】1つの番号にしか転送できない

一般的に、電話転送サービスでは転送先の番号を1つしか設定できません。

 そのため、転送先の人が電話に出られない状態のときには、転送電話を取りこぼしてしまうことになります。 

また、1人に電話が集中するため、担当者の電話業務にかかる負担が大きくなってしまう点も憂慮すべき問題です。

【問題点3】着信先の判別ができない

3つ目は、電話転送サービスを利用した場合、着信先の判別ができないことです。

 具体的には、着信時に「個人宛の電話」なのか「会社からの転送」なのかがわかりません。 

したがって、着信相手が名乗らない限り、発信者が誰なのか判別できないことになります。

【問題点4】電話取次ぎができない

会社で電話業務をしていると、電話を受けた人が別の担当者に電話を取り次ぐケースがあります。

しかし、電話転送サービスの場合は電話の取次ぎができません。

 もし他の担当者への連絡だった場合、電話を受けた人は一度内容をメモして電話対応後に担当者へ伝える必要があります。 

通常業務が忙しいなか、余分な手間を増やすことになってしまいます。

【問題点5】折り返し時に会社番号を使用できない

電話転送サービスは、折り返し時に会社番号を使用できません。

 折り返しが必要なときは、個人番号で電話をかけることになります。 

つまり、担当者の個人番号を明かすことになるため、個人情報を保護する観点からもリスクがあります。

また、企業視点に立つと、個人番号から電話をかけた際の「通話料の精算」などの手間も生じてしまいます。

ここまで、従来の電話転送サービスが抱える5つの問題点について解説しました。

  1. 着信側にも通信料が発生してしまう
  2. 1つの番号にしか転送できない
  3. 着信先の判別ができない
  4. 電話取次ぎができない
  5. 折り返し時に会社番号を使用できない

上記の問題点をすべて解決できるのが、クラウドPBXを活用した転送方法です。

続いて、従来の電話サービスとクラウドPBXの違いを見ていきましょう。

従来の電話転送サービスとクラウドPBXの違い


従来の電話転送サービス(ボイスワープ) クラウドPBX
着信側の通信料 発生する 発生しない
転送先 1つの番号 複数の番号
着信先の判別 不可 可能
電話取次ぎ 不可 可能
折り返し時の会社番号の使用 不可 可能
工事費 2,200円(ひかり回線) 0円

従来の電話転送サービス(ボイスワープ)とクラウドPBXの違いは、上記のとおりです。

 クラウドPBXであれば、従来の電話転送サービスの問題点をすべてカバーできます。 

クラウドPBXは気軽に導入できることもあり、企業向けの画期的な電話システムとして注目されています。

クラウドPBXを導入する7つのメリット


クラウドPBXを導入するメリットは、以下の7つです。

  1. 通信料無料で転送できる
  2. 複数人で同時に転送電話を受けられる
  3. 事前に着信先を判別できる
  4. 別の担当者へも直接取次ぎができる
  5. 折り返し時に会社番号を使用できる
  6. スマートフォン同士やソフトフォンへの転送もできる
  7. 海外への転送も無料で利用できる

どういうことか、詳しく見ていきましょう。

【メリット1】通信料無料で転送できる

従来の電話転送サービスの場合、転送元から転送先までの通話/通信料を契約者が負担する必要がありました。

しかし、クラウドPBXでは転送元から転送先までの通話/通信料は無料です。

 発信者から転送元までの通話/通信料は発信者負担となるため、転送元は通信料無料で転送電話を利用できます。 

また、クラウドPBXのなかには、営業時間内のみ転送されるよう設定をおこない、営業時間外は留守番電話へ自動で切り替えができるサービスも存在します。

【メリット2】複数人で同時に転送電話を受けられる

クラウドPBXは、転送先の番号を複数設定することが可能です。

 複数人で同時に転送電話を受けられるため、重要な電話の取りこぼしを防げます。 

また、1人にだけ転送電話が集中することもなくなるため、担当者の負担軽減に効果的です。

【メリット3】事前に着信先を判別できる

クラウドPBXでは、着信時に発信元番号が表示されるため、事前に着信先を判別できます。

 会社宛に届いた着信なのか私生活に関する着信なのかを判別できるので、第一声目からスムーズな対応が可能です。 

また、もし転送電話を受けられなかったとしても、発信元番号へ折り返しの電話がしやすくなります。

【メリット4】別の担当者へも直接取次ぎができる

従来の電話転送サービスでは、電話取次ぎができない点がデメリットでした。

しかし、クラウドPBXなら別の担当者へ直接取次ぎが可能です。

 クラウドPBXは、場所を問わず接続しているデバイスから各機能を利用できるため、テレワーク下での電話取次ぎもスムーズにおこなえます。 

直接取次ぎができると、折り返しの電話や伝言が不要になることから、担当者の負担軽減にも効果的です。

【メリット5】折り返し時に会社番号を使用できる

クラウドPBXは、もし折り返しが必要になった場合に会社番号から電話をかけることが可能です。

 そのため、従来の電話転送サービスのように、個人の電話番号が明かされるリスクはありません。 

また、社員ごとに通話料を精算する手間も不要になります。

【メリット6】スマートフォン同士やソフトフォンへの転送もできる

6つ目は、スマートフォン同士やソフトフォンへの転送ができることです。

ソフトフォンとは、専用のソフトウェアをインストールすることで、PCやタブレット端末から電話の受発信ができる電話サービスです。

ソフトフォンを導入すれば、電話機を設置する必要がありません。

 つまり、ソフトフォンへの転送ができるクラウドPBXの機能を活用すると、固定電話の購入にかかるコストを削減できます。 

また、オフィスにいなくても転送電話を受けられることから、テレワーク環境の構築がしやすくなります。

【メリット7】海外への転送も無料で利用できる

クラウドPBXは、インターネット接続下であれば海外の電話番号にも転送できます。

従来の電話転送サービスの場合、海外の番号に転送すると国際電話の通話料が膨大になる点がデメリットでした。

 一方で、クラウドPBXでは海外への転送も無料で利用できるため、大幅なコストカットを期待できます。 

ここで、これまでの情報をまとめます。

▼クラウドPBXを導入する7つのメリット

  1. 通信料無料で転送できる
  2. 複数人で同時に転送電話を受けられる
  3. 事前に着信先を判別できる
  4. 別の担当者へも直接取次ぎができる
  5. 折り返し時に会社番号を使用できる
  6. スマートフォン同士やソフトフォンへの転送もできる
  7. 海外への転送も無料で利用できる

メリットがわかったところで、「どのクラウドPBXを導入すれば良いのだろうか」と悩む人もいるでしょう。

続いて、おすすめのクラウドPBXを5つ紹介します。

おすすめのクラウドPBX5選


おすすめのクラウドPBXは、以下の5つです。

  1. OSORA
  2. ナイセンクラウド
  3. トビラフォンCloud
  4. GoodLine
  5. MOT/TEL

それでは、各サービスの特徴を見ていきましょう、

【おすすめ1】OSORA

OSORAは、株式会社Scene Liveが提供するインバウンド向けコールシステムです。

 充実の機能と優れた拡張性を持つシステムを、工事不要で簡単に導入できます。 

OSORAは、拠点が違う場所へも内線として転送することが可能です。

社内の拠点間で複数の電話番号を所持している場合でも、1つのシステムで管理できます。

営業時間外の着信に対しては、自動音声への切り替えやアナウンス対応への設定も可能です。

また、電話番号に応じて着信先を指定する「鳴り分け設定」の機能も利用できます。

OSORAは初期費用0円〜導入でき、月額利用料は、3,000円/席〜です。

【おすすめ2】ナイセンクラウド


ナイセンクラウドは、アイティオール株式会社が提供するクラウド電話サービスです。

着信時は、会社の電話として登録している端末が一斉に鳴ります。

 固定電話機だけではなく、スマートフォンやPC、iPod touchなど多くの端末の番号を登録できます。 

また、特定の条件下にある端末のみ着信しないように設定することも可能です。

さらに、会社の電話として登録している他の端末への取次ぎもでき、折り返し時は会社の電話番号から発信できます。

ナイセンクラウドの初期費用は10,000円、月額費用は2,000円/1人〜です。

【おすすめ3】トビラフォンCloud


トビラフォンCloudは、トビラシステムズ株式会社が提供するクラウド型ビジネスフォンです。

 電話転送や社員・拠点間通話をコスト0円で利用できます。 

スマートフォンに専用アプリをインストールすると、会社の番号や個人の050電話などの使い分けが可能です。

また、30,000件以上のデータをもとに迷惑電話をフィルタリングする機能もあるため、電話業務の効率化につながります。

トビラフォンブランドの利用者数は1,400万人を突破しました。

トビラフォンCloudの初期費用は33,000円〜、月額費用は3,300円/2名〜です。

【おすすめ4】GoodLine

GoodLineは、株式会社グッドリレーションズが提供する多機能型クラウドPBXです。

世界中の至るところへ同じ会社番号で発着信でき、外出先の社員へも電話の取次ぎができます。

スマートフォンに専用アプリをインストールすると、発着信履歴や通話時間をまとめて確認することも可能です。

 また、画面上で「通話中」「待機中」などの社員のステータスを確認できるため、電話をスムーズに引き継げます。 

GoodLineの導入社数は、5,000社を超えました。

料金体系は導入時の状況によってさまざまですので、利用を考えている方は公式ホームページをご確認ください。

【おすすめ5】MOT/TEL

MOT/TELは、株式会社バルテックが提供するクラウド電話アプリです。

 高音質なクラウドPBXを、工事不要かつ最短3営業日で開通できます。 

MOT/TELでは複数人へ同時に転送でき、不在時は会社の番号から折り返すことが可能です。

内線でつなぐため、社外にいても転送料金はかかりません。

導入社数は、27,000社を超えました。

MOT/TELの初期費用は29,800円〜、月額費用は3,980円/20内線〜です。

まとめ

電話転送を活用すると、会社番号への着信を外出先でも受けられます。

しかし、従来の電話転送サービスの場合、着信側にも通信料が発生してしまうことや、電話取次ぎができないなどの問題点を抱えています。

そこでおすすめなのが、クラウドPBXの活用です。

 クラウドPBXなら、転送元から転送先までの通話/通信料は無料です。 

また、クラウドPBXに接続しているデバイスであれば、場所を問わず直接取次ぎができます。

さらに、折り返し時には会社番号を使用できるため、従業員の個人情報を保護する観点からも安心です。

電話転送のコストを削減したいとお考えの方は、クラウドPBXの導入を検討してみてはいかがでしょうか。