2024.10.15
CTIシステム比較27選!選び方と目的別のおすすめをご紹介
「CTIシステムにはどんな製品があるのか知りたい」
「自社の課題を解決してくれる最適なCTIシステムを探している」
本記事は、そんな方へ向けて書いています。
CTIシステムの選び方や各CTI製品の比較のほか、CTIシステムの機能や導入のメリット、デメリット も解説しています。「解説はいいから、おすすめのCTI製品を教えて」
という場合は、お手数ですが目次から、
- 電話営業やテレアポを効率化するCTIシステム5選
- 低コストで手軽に導入できるCTIシステム6選
- コールセンターやカスタマーサポート向けCTIシステム
- 独自機能を搭載するその他のCTIシステム
へ移動して、貴社にぴったりのCTI製品をお探しください。
■合わせてよく読まれている資料
「徹底比較!コールシステム17選」も合わせてダウンロードいただけます。
目次
CTIシステムとは?
「CTI(Computer Telephony Integration / コンピュータ電話統合)」とは、コンピュータと電話を連携する技術です。
CTIシステムを導入すれば、オペレーターは従来のように受話器を使う必要がありません。
画面をクリックするだけで電話の発着信ができ、コンピュータに接続されたヘッドセットで通話をおこなえるようになります。
いちいち受話器をとったり電話番号をプッシュする手間がかからず、スムーズに電話応対ができる ようになるのです。
またCTIシステムでは、コンピュータ上で顧客情報を確認しながら電話応対をおこなえます。
問い合わせをしてきた顧客の応対履歴や購入履歴などを確認できるので、より適切な対応がしやすくなります。
このようにCTIシステムは、コンピュータと電話を連携させて、オペレーターの業務を効率化させることが可能となるのです。
CTIシステムの主な機能
CTIシステムに搭載されている主な機能をご紹介します。
基本的な機能はほとんどのCTI製品が備えていますが、同じ機能でも、製品によって細かい設定や使い心地がことなります。
自社の用途で必要となる機能については、とくに詳しく比較しておきたいところです。
ポップアップ通知
ポップアップ通知は、着信した電話番号から相手を特定して、CTIシステムの画面上に顧客情報を表示してくれる機能です。
新規顧客と既存顧客を瞬時に判別します。
ワンクリック発信(クリックトゥコール)
ワンクリック発信(クリックトゥコール)は、電話番号をワンクリックするだけでスムーズに架電できる機能です。
いちいち電話番号を入力しなくていいので、かけ間違えを防ぎ、発信効率がアップ します。オートコール
オートコールは、相手が応答するまで設定した顧客リストに1件ずつ自動発信してくれる機能です。
打電の手間がなくなり、待機時間を削減できます。
短時間で膨大な数の顧客へアプローチできるので、 見込み客の掘り起こしに大きな効果 を発揮します。
プレディクティブ発信
プレディクティブ発信は、電話を同時に一斉発信できる機能です。
顧客が電話に出てからオペレーターに接続するので、待機時間を短縮し、業務効率をあげることができます。
テレアポや電話営業の業績改善には必須の機能 といえるでしょう。通話録音・着信履歴
通話録音は、受発信の内容を自動的に録音する機能です。
管理者がオペレーターの通話内容が適切かを確認したり、応対の評価、教育をおこなうときなどに役立ちます。
また着信履歴を残してくれるCTIシステムであれば、対応できない電話の取りこぼしによる機会損失を防げます。
CTI製品によっては、データの保存期間が短いものもあるので注意が必要です。
ACD(電話制御 / 着信振分)
ACD(Automatic Call Distribution / 着信呼自動分配装置)は、着信した通話を自動的に振り分けてコントロールしてくれる機能です。
たとえば オペレーターの待機時間の長さで着信の優先順位を決めたり、新人オペレーターへの着信を限定する など、管理者が自由にルールを設定できるCTI製品もあります。
IVR(自動音声応答)
IVR(Interactive Voice Response system / 自動音声応答)は、音声ガイダンスによって着信を振り分ける機能です。
問い合わせ内容によって適切な部署や専門の担当者へダイレクトに電話をつなげる ので、ユーザーのストレスを軽減し、業務を効率化できます。モニタリング
モニタリングは、オペレーターの通話中の会話を、管理者がリアルタイムで確認できる機能です。
テレワークなど遠隔でのモニタリング、オペレーターをサポートできるささやき機能、自動テキスト化機能 などをそなえたCTI製品もあります。CRM連携・SFA連携
CRM(Customer Relationship Management / 顧客管理システム)は、顧客の氏名や年齢、属性をはじめさまざまな顧客情報を管理するシステムです。
SFA(Sales Force Automation / 営業支援システム)は、顧客の情報のほか、商談の詳細や売上データなど、営業活動にかかわる情報全般を管理するシステムです。
CRMやSFAが一体化しているCTI製品や、SalesforceやSlackをはじめとした外部システムと連携 して利用できるCTI製品があります。トークスクリプト共有・Q&A登録
トークスクリプトの共有やQ&A登録は、オペレーターの業務を支援する機能です。
洗練されたトークスクリプトやよくある質問と回答を手軽に参照できれば、オペレーター各人やセンター全体のレベルアップ につながります。稼働状況の管理機能
CTIシステムには、SVや管理者がオペレーターの稼働状況を管理できる機能も搭載されています。
たとえば、
- リアルタイムモニタリング(音声、テキスト)
- 統計レポート
- シートマップ表示
- キーワードアラート
- ヘルプサイン
- 入電予測
管理機能が豊富なCTI製品を導入すれば、 SVの管理効率を大幅に向上させる ことができます。
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CTIシステム導入のメリット
CTIシステムの導入で、主に以下のことが可能になります。
- 応対前に顧客情報を把握できる
- 架電状況・成果の可視化
- 通話録音による品質向上
- 業務の効率化
それぞれのメリットを、詳しく見ていきましょう。
応対前に顧客情報を把握できる
CTIシステムを導入すると、オペレーターは電話応対をする前に顧客情報を把握できます。
まず電話がかかってきたら、オペレーターは、コンピュータ上にポップアップ表示された顧客情報を確認します。
具体的には、顧客の基本情報や購買情報、問い合わせ履歴が参照可能です。
オペレーターが問い合わせ履歴を把握できると、顧客が2度目の問い合わせをしたときに、同じ説明をおこなう必要がなくなりやり取りを省略できます。
これにより、 顧客に対してスムーズな対応ができると同時に、顧客満足度の向上 にもつながります。
架電状況・成果の可視化
CTIシステムを導入することで、架電状況、成果を可視化できます。
とくに テレアポや電話営業など、アウトバウンド業務での架電状況や成果が可視化 されます。
アウトバウンド業務では、電話を効率よくかけるために、架電する相手をしぼる必要があります。
たとえば営業電話であれば、どれだけ電話をかけてどんな成果があったかを、CTIシステムの活用により簡単に把握できます。
つながりにくい電話番号や時間帯などを分析すれば、さらなる効率化も可能です。
また架電状況が可視化されれば、どのオペレーターがいま架電しているかがわかります。
よって、アウトバウンド業務の進行状況を管理者が把握可能です。
オペレーターのスキルレベルを分析することで、再教育や対応マニュアルの改善、人材配置の見直しなど、新たな課題の発見につながります。
通話録音による品質向上
CTIシステムを導入すると、通話録音による応対品質の向上が期待できます。
オペレーターと顧客がどんなやり取りをおこなっているか、実際にコールセンターの現場で、管理者がすべて把握するのは難しいでしょう。
しかし、CTIシステムを導入して通話内容を録音することで、 各オペレーターの応対のレベルや長所、問題点を把握できる ようになります。
録音した内容は、オペレーターの研修に役立たせたり、スキルの標準化にいかせます。
アウトバウンド業務においても、電話営業の内容を記録すれば、教育や業務効率化に役立ちます。
また録音した通話内容をテキスト化すれば、トラブルの防止やイレギュラーな対応のリスト化などにも活用できます。
通話の相手とトラブルになった場合には、証拠としても有用でしょう。
業務の効率化
CTIシステムを導入すると、業務の効率化が期待できます。
代表的な例は、ワンクリック発信です。
従来は電話のかけ間違えを防止するために、電話番号をプッシュしてから、番号の間違いがないかをチェックする時間が必要でした。
しかしCTIシステムを使えば、パソコンで画面をクリックするだけで発信できるので、番号の確認をする必要がありません。
その分オペレーターは 顧客との会話に集中でき、架電効率も高まります。
またワンクリックで簡単に操作できるので、コールセンター未経験の新人やパソコンが苦手なオペレーターでも、業務をスムーズに進められます。
CTIシステム導入のデメリット
導入コストがかかる
導入のメリットが非常に多いCTIシステムですが、導入や運用にコストがかかることは、唯一のデメリットといえるでしょう。
CTI製品によっては、初期費用や構築・運用・保守に高額な費用がかかる場合もあります。
導入コストをおさえるためには、 クラウド型のCTI製品を選ぶのがおすすめ です。
のちほど詳しくご説明しますが、CTIシステムにはクラウド型とオンプレミス型の製品があります。
クラウド型であれば、インターネットとパソコンさえあれば簡単に導入できるため、機器の設置や構築の費用がかからず、コストをおさえられます。
CTIシステムの選び方(比較ポイント)
導入の目的(利用シーン)
CTIシステムとひと口にいっても、非常に数が多く、特徴もさまざまです。
CTIシステム導入の効果を最大化するためには、目的にあった製品を選ぶ 必要があります。
たとえばテレアポや電話営業の効率化には、
- プレディクティブ発信
- オートコール
- ワンクリック発信
などの機能をそなえたアウトバウンド向けのCTIシステムが最適です。
コールセンターや問い合わせ対応の業務改善が目的であれば、
- 全通話録音
- モニタリング
- オペレーター分析
などの管理機能が充実したインバウンド向けCTIやオールインワン型のプラットフォームが向いているでしょう。
ほかにも「スマホで受発信できるか」「すでに利用中のCRMと連携できるか」など、目的にあった機能を搭載しているかも確認しておきたいところです。
クラウド型 or オンプレミス型
CTIシステムには、クラウド型とオンプレミス型があります。
クラウド型は基本的にインターネットとパソコンがあれば利用できるサービスです。
特徴は、
- 導入までの期間が短い
- 導入コストや保守・運用コストが安い
- テレワークにも対応可能
オンプレミス型は、CTIシステムの機器やソフトウェアをオフィス内に設置して自社運用します。
特徴は、
- 通話品質が安定している
- 柔軟にカスタマイズできる
- セキュリティが高い
近年は急速にクラウド化が進み人気も高いのですが、 事業内容や課題によってはオンプレミス型のほうが向いている 場合もあります。
オンプレミス型のみの製品や両方を提供している製品もあるので、導入前にチェックしておきましょう。
コスト
CTIシステムの導入にかかる費用には一般に、導入コストと保守・運用コストがあります。
コストをおさえたいのであれば、インターネットとパソコンがあれば利用でき、保守・運用コストもかからないクラウド型のシステムがおすすめ です。クラウド型のCTI製品を選ぶ際には、
- 初期費用はかかるか?
- 基本料金や1ユーザー(1アカウント)あたりの費用はいくらか?
- オプションや電話回線の利用料など、基本料金以外にかかるコストはあるか?
- カスタマイズや機能拡張にはどれくらいの費用が必要か?
などはとくに比較したいポイントです。
導入実績
「その製品をどんな企業が採用しているのか」
「導入している企業はその製品をどう評価しているのか」
も、CTIシステムを比較する際に注目すべきポイントです。
また 各社のホームページに掲載されている導入事例やお客様の声 も、導入製品を選ぶよい判断材料になります。
業種や課題、従業員数と照らして、自社とマッチするCTI製品なのかどうかを検討しましょう。
導入後のサポート
CTIシステムの導入にはサポートが必須 です。いざというときに困らないように、
- 導入の初期設定のマニュアルはあるか?電話や訪問でのサポートは可能か?
- 電話やメールのサポートデスクはあるか?サポートの対応時間は?
- システムのアップデートやメンテナンスの頻度は?
- 個別のカスタマイズや運用方法の相談は可能か?
などを確認しておきましょう。
導入までの期間
CTIシステムの導入までの期間は、製品によってさまざまです。
クラウド型であればシステムの発行や回線設定のみで即日利用可能なシステムもありますが、 製品によってはヒアリングや設計・構築に1~2カ月程度の時間を要する 場合もあります。
個別の条件や環境によっても期間は変わるので、導入希望日から逆算して余裕をもってお問い合わせください。
電話営業やテレアポを効率化するCTIシステム5選
CTI製品の比較ポイントは、ご理解いただけたでしょうか。
ここからは、おすすめのCTI製品をご紹介します。
すべてをまとめて掲載すると数が多すぎて迷ってしまうかもしれないので、まずは電話営業やテレアポを効率化するアウトバウンド特化型の製品や、アウトバウンド業務向けの機能が充実した製品をご紹介します。
List Navigator.
List Navigator.(リストナビゲーター)は、効率よくテレアポをするためにつくられたアウトバウンド特化型のクラウドコールシステムです。
Scene Liveが提供しています。
2400社以上で導入(2024年4月時点)され、各メディアなどのランキングでも、アウトバウンドコールシステム部門やCTI部門の1位を獲得。
最大5倍架電可能なプレディクティブ発信をはじめ、発信業務に特化したシンプルな画面で、電話営業やテレアポ業務を最大限に効率化します。
その他にも、スクリプト共有や複数商材のワンクリック管理など、営業活動を支援する機能が数多く搭載されています。
2024年10月時点の料金は、
- 基本料金 10,000円 / 1プロジェクト
- ブース利用料 5,000円 / 1ブース
利用は1名~、最短3日後から導入可能です。
無料トライアル(試用期間)も用意してありますます。
アウトバウンド型システムのList Navigator.を詳しく知りたい方は、「3分でわかるList Navigator.」をご覧ください。
サスケ
引用:サスケ
サスケ(Saaske)は、見込み客を受注につなげるセールス&マーケティング支援ツールです。
2024年10月時点で1,000社以上で導入され、継続率は98.9%。
名刺管理や案件管理、API連携、CTI機能など豊富なオプション機能があり、必要な分だけ利用できます。
料金は、
- 基本料金 月額30,000円~
- 1アカウント 月額2,000円(※最小契約:5アカウント)
導入までの期間は要問い合わせ。
Zoomを使ったオンラインデモ説明があります。
Comdesk Lead
引用:Comdesk
Comdesk Lead(コムデスクリード)は、携帯回線と連携できる唯一のインサイドセールスCTIです。※特許取得済
2024年10月時点で導入実績は600社、15,000ID以上。
携帯端末のみでも利用可能なので、テレワークにも最適。
またオートコールや通話録音・テキスト化、CRM連携にも対応しており、営業電話の効率を最大化します。
2024年10月時点で料金は、
- 1ID 6,000円
最短3営業日で導入可能です。
1週間のトライアル期間があります。
BizBaseテレマーケティング
引用:BizBase
BizBaseテレマーケティングは、テレアポ業務を効率化するクラウド型のコールセンターシステムです。
オペレーターに代わって架電を行い、成立した通話のみオペレーターに転送するプレディクティブ機能により、通話件数・成約数を大幅にアップ します。その他にも、クリックコール・ポップアップ・オートコール、全通話録音など、アウトバウンド営業で必要となる機能を豊富にそなえており、さまざまな利用シーンに対応可能です。
料金は要問い合わせ。
オンラインデモがあります。
CALLTREE
引用:CALLTREE
CALLTREE(コールツリー)は、アウトバウンドの電話効率を最大化するクラウド型コールシステムです。
約100社で導入されています。
クリックトゥコール、オートコール、プレディクティブコールなど、電話営業やテレアポに役立つ機能を豊富にそなえています。
料金は、要問い合わせ。
1席から、最短翌日で導入可能です。
無料のお試し体験があります。
低コストで手軽に導入できるCTIシステム6選
ここからは、CTIシステムの中でもとくに低コストで手軽な製品をご紹介します。
「機能は少なくてもいいからとにかく安く簡単に導入したい」
という場合にはぜひ活用ください。
CallConnect
引用:CallConnect
CallConnect(コールコネクト)は、サポート業務やインサイドセールスに最適なブラウザ電話システムです。
2024年10月時点の導入アカウントは3,000以上、利用継続率は97.5%。
回線工事や設置作業が必要なく、 インターネットとパソコン、ヘッドセットがあれば5分ではじめられます。 手軽に導入できるシステムですが、IVRや通話録音、クリックトゥコールなどの電話機能のほか、顧客リストや管理分析機能、CRM連携など、電話業務に必要な機能は十二分にカバーしています。
料金は、
- Starter 月額2,400円 / 1アカウント
- Basic 月額4,600円 / 1アカウント
- Pro 月額8,800円 / 1アカウント
導入は最短5分。
Proプランを無料で14日間試せるトライアルがあります。
Sakuraコールセンターシステム
Sakuraコールセンターシステムは、インバウンド・アウトバウンド両対応のクラウド型テレアポ管理システムです。
ITトレンドの年間ランキング(2017)にて第1位を獲得しています。
またSalesforceのクラウドシステムなので、セキュリティも万全。通話録音やIVRがオプションで提供されているので、自社の業務に必要な機能のみを選べるのも魅力です。
2024年10月時点の料金は、
SakuraCTI
- 初期費用 50,000円
- 月額費用 2,500円 / 内線
Sakuraアウトバウンド
- 初期費用 300,000円
- 月額費用 5,000円 / ID
※別途Salesforceのライセンスが必要
最小1人から、最短1週間で導入可能です。
IVRy
引用:IVRy
IVRy(アイブリー)は、1日100円から使える電話自動応答(IVR)サービスです。
電話の受発信をPCとスマホのブラウザから対応でき、自動読み上げのテキストを自由に設定したり、着信フロー(分岐)の作成も可能。
転送や音声録音、受電履歴などの電話機能も搭載しており、人手不足の解消や営業時間外の予約の受注にも力を発揮します。
アカウント作成後すぐにはじめられ、低価格で全機能を利用できる手軽なサービスです。
2024年10月時点の料金は、
- スターター 月額2,980円
- スタンダード 月額4,980円
- アドバンス 月額7,980円
- エンタープライズ 要問合せ
導入は最短5分。
自動応答サービスのデモ体験があります。
楽天コネクトSmaCom
引用:楽天コネクト
楽天コネクトSmaComは、楽天コミュニケーションズ株式会社が提供するクラウド型コールセンターCTIシステムです。
最小限の初期費用で簡単に導入できるのが魅力で、最短5営業日でコンタクトセンターを構築できます。
ライセンスを追加するだけで拡張でき、拠点分散や在宅オペレータにも対応します。
料金は、楽天コネクトSmaComのライセンス費用と電話回線費用からなります。
2024年10月時点でライセンスは4種類。
- ビジネスフォン 月額580円 / ID
- コンタクトセンターベーシック 月額1,980円 / 席
- コンタクトセンターアドバンス 月額5,980円 / 席
- コンタクトセンターアウトバウンド+ 月額7,980円 / 席
最小1席から、最短5営業日で構築可能です。
BlueBean
引用:BlueBean
BlueBean(ブルービーン)は、オフィス内電話のクラウド化やテレワークでの電話応対業務に最適なクラウドCTIコールセンターシステムです。
2024年10月時点の導入実績は300社、10,000ライセンス以上。
プレディクティブ発信に対応しており、テレアポ業務やアウトバウンド営業にも利用できます。 またCRM機能も搭載しており、他社CTIとの連携や顧客情報のインポート(API)も可能です。最低利用期間なしで1ライセンスごとの契約なので、手軽に利用できます。
料金は、
- 初期費用 5,000円
- 利用料 月額5,000円 / 1ライセンス
申し込みは最短5分、3営業日前後で申請結果を通知。
14日間の無料デモ体験があります。
アポ放題
引用:アポ放題
アポ放題は、スマートフォンで使えるCTIシステムです。
定額のかけ放題プランによって、通話料0円 で利用できます。
スマホがあれば、オフィスでも在宅でも出先でも場所を問わず利用できるのが魅力。
ワンクリック発信や自動通話録音などをそなえており、テレアポ業務の効率化に最適です。
またタグ管理によりワンクリックで顧客リストを作成でき、顧客データもクラウドで一元管理できます。
2024年10月時点の料金は
- 初期費用 月額3,300円 / 1アカウント(税込)
- CTIシステム代 月額8,580円 / 1アカウント(税込)
- サーバー代 2,200円 / 5アカウント毎に1台(税込)
1アカウントから、最短2~3日で導入可能。
1週間無料のお試し期間があります。
コールセンターやカスタマーサポート向けCTIシステム
ここからは、コールセンターやカスタマーサポートの運営に役立つCTI製品をご紹介します。
中~大規模なセンター運営にも対応可能な総合型のプラットフォームを中心に取り上げています。
OSORA
引用:OSORA
OSORA(オソラ)は、業界最安値水準の低コストと豊富な機能が魅力のインバウンド向けコールシステムです。
Scene Liveが提供しています。
を標準搭載。
Salesforce、Slack、Chatwork、LINEをはじめさまざまなビジネスツールと連携可能で、社内間の情報共有やデータ管理もスムーズに行えます。
料金は、
- 初期費用 100,000円~
- 基本料金 月額10,000円
- 端末料金 月額1,000円 / 台
最短4営業日から導入可能です。
無料トライアル(試用期間)があります。
インバウンド型システムのOSORAを詳しく知りたい方は、「3分でわかるOSORA」をご覧ください。
Zendesk
引用:Zendesk
Zendesk(ゼンデスク)は、クラウド型のカスタマーサービスプラットフォームです。
コールセンター業務や営業支援を効率化する製品を幅広く展開しており、世界160カ国の110,000社以上で導入されています。
またヘルプセンターやサポートフォーラムの構築や、チケット管理システム、AI搭載ボットによる顧客対応のシステム化も可能です。
2024時点で、料金は製品やプランによりことなります。
- Zendesk for service 月額$55~ / エージェント1人
- Zendesk for sales 月額$19~ / エージェント1人
CT-e1/SaaS
引用:CT-e1
CT-e1/SaaS(シーティーイーワン サーズ)は、国内トップクラスの採用実績をほこるクラウド型のコールセンタープラットフォームです。
1,200テナント、24,000シートで導入されており、継続利用率は90%以上。
2024年10月時点の料金は、
- 初期費用 300,000円~
- 外線ライセンス 月額5,000円 / 1ライセンス
- シートライセンス 月額5,000円 / 1ライセンス
- 管理者ライセンス 月額5,000円 / 1ライセンス
導入前のトライアルが可能です。
詳細は要問い合わせ。
MiiTel
引用:MiiTel
MiiTel(ミーテル)は、営業用途でもコールセンター用途でも活躍するビジネス向けのスマート電話です。
2024年10月時点で2,200社と取引しています。。
またオンボーディングや活用支援セミナーなどのサポート体制も充実しています。
2024年時点の「MiiTel Phone」の料金は、
- 初期費用 0円
- 利用料 月額5,980円 / ID
単月契約から利用でき、PCがあれば即日導入可能です。
※10ID以下を単月契約する場合は、事務手数料が発生します
TramOneCloud
引用:TramOneCloud
TramOneCloudは、リモートワーク完全対応のオールインワンクラウドPBXです。
2024年10月時点で500社、1.2万ユーザーの導入実績と、98%の継続利用率をほこります。
デバイスフリーでWi-Fi・4G・5Gなどすべての通信手段を利用でき、 世界No.1シェアの音声基盤で最高レベルの通話品質 を実現しています。
グローバル拠点にも標準対応しており、24言語から選択可能です。
料金は、席数の規模におうじて3つのプランがあります。
- Essentialプラン 800円 / 1ユーザー
- Professionalプラン 1,500円 / 1ユーザー
- Enterpriseプラン 2,500円 / 1ユーザー
平均1カ月程度で導入可能。
2週間の無料トライアルがあります。
INNOVERA
引用:INNOVERA
INNOVERA(イノベラ)は、会社のビジネスフォン環境をテレワーク仕様にできるクラウド電話システムです。
トップオペレーターやスーパーバイザーが開発に参画し、電話営業を支援するシステムを構築。
PCが苦手なオペレーターでも簡単に操作できるように、架電画面はシンプルに設計されています。
プレディクティブコールや分析機能をそなえたOutboundオプションも提供しています。
料金や導入までの期間は要問い合わせ。
BIZTELコールセンター
引用:BIZTEL
BIZTELコールセンターは、スピーディかつ低コストで本格的なコールセンターをはじめられるCTIシステムです。
2024年10月時点で2,000社超の導入実績があり、デロイトトーマツミック経済研究所の2021年の調査では、導入社数と稼働席数で国内シェアNo.1を獲得しています。
クラウド型なので インターネットとPCのみですぐに構築でき、導入・運用コストも大幅に削減 できます。
席数の規模に応じてさまざまな料金プランが用意されています。
10席(ライトプラン)の場合の参考料金は、
- 初期費用 283,000円
- 月額利用料 90,500円
最短5営業日で利用開始できます。
AmeyoJ
引用:AmeyoJ
AmeyoJ(アメヨジェイ)クラウドオールインワンは、アウトバウンド・インバウンド両対応のコールセンターシステムです。
秒課金の電話回線により通話コストを削減できる のが強み。またCRM機能を標準搭載しており、他のCRMとの連携や専任エンジニアによるカスタマイズも可能です。
2024年10月時点における30席の場合の参考料金は、
- AmeyoJ初期費用 605,000円
- 電話回線初期費用 37,400円
- AmeyoJ月額費用 555,500円
- 電話回線月額費用 66,453円
- 初月費用想定 1,258,853円
また1ライセンスあたり月額15,000円で、システム障害対応やリモートサポートなどのサポートを受けられます。
導入までの期間は要問い合わせ。
MediaCalls
引用:MediaCalls
MediaCalls(メディアコールズ)は、コールセンターの業務効率化を圧倒的なコストパフォーマンスで実現するオールインワン型CTIシステムです。
シリーズ製品13,000席以上、継続率99%の導入実績があります。
ACD、CTI、IVRなど、中~大規模のインバウンドコールセンターの業務を効率化する機能を標準搭載。
ニーズにあわせて フルクラウド型、ハーフクラウド型、オンプレミス型から選べる のも魅力です。
2024年10月時点での料金は、たとえばフルクラウド型の場合、
- 基本使用料 月額55,000円
- シートライセンス 月額1,500円 / 1ユーザー
- エージェントライセンス 月額2,000円 / 1ユーザー
導入までの期間は要問い合わせ。
カイクラ
引用:カイクラ
カイクラは、 「電話トラブルをゼロに」 がコンセプトの電話業務効率化ツールです。
2024年10月時点で導入社数2,700社、ユーザー数4.2万人、継続率99.8%の導入実績をほこります。
着信と同時にお客様の情報を画面に表示したり、メモ機能での対応履歴の確認が可能。
また全通話の自動録音、AIによる通話内容のテキスト化、キーワードによるアラート機能などもそなえており、電話対応を効率化します。
料金は
- 初期費用 199,100円(税込)
- 利用料 月額31,000円(税込)
拠点単位の契約なので、10人でも100人でも費用は同じです。
3週間前後で導入できます。
COLLABOS PHONE
COLLABOS PHONE(コラボスフォン)は、低価格、短期間で手軽に利用できるクラウド型インバウンドコールセンター向けCTIシステムです。
導入実績は880拠点以上。
最大の特徴は秒単位の課金です。
3分単位で課金が設定される一般的なCTIサービスとちがい、 1秒単位の課金で無駄をはぶき圧倒的なコストダウン を実現します。
2024年10月時点の料金プランは2種類。
- 初期費用200,000円
- 月額4,800円 / ch
最短3週間で導入可能です。
InfiniTalk
引用:InfiniTalk
InfiniTalk(インフィニトーク)は、カスタマーサポートやコールセンター運営に最適なCTIシステムです。
2024年10月時点の導入実績は400社、10,000席以上。
直感的に操作でき、オペレーター画面はもちろん、管理画面でのIVR設定などもドラッグ&ドロップで構築 できます。また導入コストや運用負荷の小さいクラウド版と、セキュリティやカスタマイズ性の高いオンプレミス版から選べるのも魅力です。
料金は、
- クラウド版 月額35,800円~(2回線5席)
- オンプレミス版 要問合せ
約10日~3週間で導入できます。
Omnia LINK
引用:Omnia LINK
Omnia LINK(オムニアリンク)は、音声認識を標準搭載するクラウドコールセンターシステムです。
コールセンター事業者の現場ノウハウから生まれたシステムで、オペレーターとSVの業務効率化にこだわって設計されています。
また座席表型のシートマップ表示機能で、コールセンター全体の状況も一目で管理できます。
2024年10月時点の料金は、
- 初期費用 300,000円~
- 基本料金 月額100,000円~
- Omnia LINK使用料 月額9,000円 / 席
月曜日~金曜日の午前10時から午後5時まで営業している電話対応のヘルプデスクを開設。
最短1週間から導入可能です。
独自機能を搭載するその他のCTIシステム
ここからは、特徴的な独自機能やシステムをもつその他のCTI製品をご紹介します。
Genesys Cloud CX
Genesys Cloud CX(ジェネシスクラウド)は、クラウド型の統合コールセンタープラットフォームです。
電話だけでなく、メールやチャット、SNS、CRMなどをまとめて管理できます。
段階的にさまざまなプランが用意されているので、導入するコールセンターの規模や必要な機能におうじた柔軟なプラン変更やコスト削減が可能です。
料金は、
- Genesys Cloud 1 月額9,000円
- Genesys Cloud 2 月額11,400円
- Genesys Cloud 3 月額13,800円
導入までの期間は要問い合わせ。
pickupon
引用:pickupon
pickupon(ピクポン)は、通話内容をAIが自動で記録するクラウドIP電話サービスです。
架電した通話内容のテキストと音声をAIが自動で保存します。
さら ユーザーの会話の重要箇所(サマリー)をピックアップして、SalesforceなどのSFA・CRM、Slackなどのチャットツールに自動で入力 してくれます。
PCとヘッドセットがあればすぐに利用開始でき、低コストで導入できるのも魅力です。
2024年10月時点の料金は、
- 初期費用 0円
- 利用料 月額6,000円~ / ID
最短即日から導入可能です。
LINE WORKS AiCall
引用:LINE AiCall
LINE AiCall(ライン エーアイコール)は、店舗やサポートセンター向けの電話応対AIサービスです。
LINE CLOVAのAI技術である「CLOVA Speech」(音声認識)と「CLOVA Voice」(音声合成)および会話制御の技術でつくられています。
IVRのガイダンスとことなり、 人間と会話するような自然な対話応答で、ユーザーのストレスを軽減 します。
LINEの自社開発によるソリューションなので、シナリオや事前学習など、採用企業にあわせて柔軟な個別カスタマイズも可能です。
またLINE音声通話やLINE公式アカウント、LINE Payなどともスムーズに連携でき、ユーザーに快適なコミュニケーションを提供します。
料金、導入までの期間は要問い合わせ。
最適なCTIシステムで業務を効率化させよう!
今回は、CTIシステムの選び方と目的別のおすすめCTI製品をご紹介しました。
CTIシステムは非常に数が多いため、記事を読んでも結局どれを選べばいいのか迷ってしまう場合もあるかと思います。
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