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2025.08.28

無料のCTIシステム10選|CTIソフトの選定ポイントやメリット・注意点も解説

CTIを導入すれば、業務の効率化や顧客満足度の向上など多くのメリットが得られるため、コールセンターには不可欠なシステムです。

しかし、CTIの導入・運用には初期費用や月額利用料など、少なくない費用が発生します。

そのため「もし無料で使えるCTIがあれば知りたい」「有料でCTIを導入する前にお試しで使ってみたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、 完全無料で利用できたり、トライアルとして一定期間無料で使えたりするCTIシステムを紹介 します。

無料CTIソフトを選定する際のポイントやメリット・注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

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CTIとは

ネットワーク技術のイメージ。ビジネスマンがデータ分析にラップトップを使用しています。
CTIとは「Computer Telephony Integration」の略で、 電話やFAXとパソコンが持つ機能を連結させるシステム です。

顧客からの入電時に詳細情報を表示する「ポップアップ機能」やスタッフの稼働状況を確認できる「モニタリング機能」など、コールセンター業務をサポートする機能が搭載されています。

また、CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)など他システムとの連携も可能な点も魅力です。

CTIの導入によって、電話営業の効率化や人件費の削減、顧客満足度の向上などの効果を得られるため、自身が所属する企業が抱える課題の解決につながるでしょう。

CTIソフトを無料で使用する方法


CTIソフトを無料で利用する方法には次に挙げる2つがあります。

  • 完全無料のCTIソフトを利用する
  • 有料CTIソフトのトライアルを利用する

うまく活用すれば、コストを抑えた上で業務改善に取り組めるので、ぜひ参考にしてください。

完全無料のCTIソフトを利用する

完全無料のCTIソフトを利用すれば、有料ソフトを利用した場合に発生する 導入費用や月額利用料などを支払うことなくシステムを利用可能 です。

しかし無料で利用できる反面、有料ソフトに比べて機能がシンプルな点、利用できるユーザー数に制限がある場合が多い点には注意する必要があります。

そのため、多くの機能を求めていない企業や、小規模でコールセンターを運営している企業などにおすすめです。

有料CTIソフトのトライアルを利用する

有料CTIソフトの中には、無料のトライアル期間を設けているものがあります。

期間限定ですが、有料版とほとんど同じ機能が使えるため、 ソフトの使用感や費用対効果、現場の反応などをコストをかけることなく確認可能 です。

トライアルをうまく活用すれば「ソフトを導入したが思っていたのと違う」のような事態を防ぎ、より自社に適したソフトを導入できるでしょう。

ただし、トライアル期間はソフトによって大きく異なるので、トライアルを利用する際は、事前にトライアル期間の確認が重要です。

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CTIソフトを無料で利用するメリットは?

CTIソフトを無料で使用するメリットとしては以下の3点があります。

  • コストを抑えられる
  • 気軽に導入できる
  • 本格導入前のテストとして活用できる

コストを抑えられる

無料CTIの最大のメリットは、 導入・運用にコストがかからないという点 です。
自社の活用方法に適した機能が備わったモデルがあれば、コストを抑えつつ電話業務を改善できます。

「社員数が少ない」「シンプルな機能のみでよい」「短期間だけ利用したい」など、限定的な使用パターンで問題がないケースでは、最小限のコストで最大の効果を発揮できるでしょう。

気軽に導入できる

コストがかからないため、 準備にそこまで時間をかけず、気軽に導入できる点もメリット です。

有料CTIの場合は、「自社の課題解決に必要な機能を洗い出す」「複数の製品を比較検討して自社に適したものを選定する」「導入かかるコストと導入後によって得られる効果を検証する」など、慎重な準備が必要になります。

無料の製品であれば、費用がかからないため、ここまでシビアな準備をせずとも導入を決断できるでしょう。

本格導入前のテストとして活用できる

使用期間や機能は限定的になるものの、無料プランを用意しているCTIも少なくありません。

有料版への切り替えを前提として、 「CTIの機能を体感したい」「操作性やUIを確認したい」「課題解決になるのかどうかを検証したい」といったケースでは、無料プランを有効活用 できます。

本格導入の前に試用として、CTIの無料プランを探してみるのもよいでしょう。

完全無料で使えるCTIソフト2選


初期費用や月額料金など完全無料で利用できるCTIソフトを次の2つ紹介します。

CTIシステム 特徴
Fullfree カスタマイズ性の高さとExcelと同じ感覚で利用できる点が特徴
Bitrix24 CTI以外にもビジネスをサポートする多くの機能が搭載されている
(※)2025年8月時点

それぞれ詳しく解説します。

Fullfree

Fullfree(2024年9月時点)
引用:Fullfree

Fullfreeは株式会社フリースタイルが提供するCTIとしても利用可能なCRM(顧客管理)です。

カスタマイズ性の高さが特徴で、 自社にあわせた独自の顧客管理システムを構築 できます。

また、Excelとも互換性がある上、操作性もExcelとあまり変わらないため、スムーズに導入できる点も魅力です。

5台までであれば他のパソコンとも無料で共有が可能なうえ、編集制限やアクセス制限なども設定できるので、小規模であればどのような形態の組織であっても安心して利用できます。

提供形態 クラウド型
業務形態 インバウンド
主な機能 ・自由自在に設定できる顧客管理機能
・クラウドモードによるデータ共有機能
・顧客ごとにデータをカスタマイズできる管理機能
・Excelとの高い互換性
・既存システムとの連動
・CTI機能
など
URL 顧客管理ソフトなら Fullfree|顧客管理システム作成アプリ(無料)

Fullfreeは無料のデータベースソフトですが、 既存の電話機と連携することで「着信時にパソコンに顧客情報を表示する」「表示された顧客情報をもとに、注文や予約、過去の対応履歴の確認などの処理を行う」 といったCTIとして活用することもできます。

インバウンド向けのCTIを無料で導入したいという方は、サイトから製品情報を確認してみてください。

Bitrix24

Bitrix24(2024年9月時点)
引用:Bitrix24

Bitrix24は、Bitrix社が提供するプロジェクト管理ソフトです。

CRMやコンタクトセンターをはじめ、プロジェクト管理やチャット・ビデオ通話機能など、 ビジネスをサポートする多くの機能が1つのソフトに搭載されている 点が特徴です。

また、クラウド版とオンプレミス版の2つが用意されていることに加え、16か国語に対応しているため、どのような環境であっても利用できる点も大きな魅力といえるでしょう。

容量や一部の機能に制限があるもののフリープランが用意されているため、有料版に移行しない限り基本無料で利用可能です。

提供形態 クラウド型・オンプレミス型
業務形態 インバウンド・アウトバウンド
主な機能 ・チャット
・ビデオ通話
・音声通話
・コンタクトセンター
・タスク管理
・プロジェクト管理
・顧客管理
・ガントチャート
・CRM
など
URL 無料で使えるプロジェクト管理ソフト

Bitrix24は、ビジネスに関わる多種多様な機能が搭載されたソフトウェアです。

ただし、内臓電話機能、発着信の設定など、 電話業務の効率化に必要な一部の機能は有料プランとなっているため、本格的なCTIとして活用するには、無料では難しい 可能性があります。

無料の顧客管理ソフトとして導入し、用途に合わせて有料プランへの切り替えを検討してみてもよいでしょう。フリープランでも多種多様な機能を活用できるため、使い方によっては無料のままでも電話業務の効率化に大きな効果を発揮します。

期間限定で無料使用できるCTIソフト8選

トライアルとして一定期間無料で利用できるCTIソフトを次の8つ紹介します。

CTIシステム名 特徴
lisnavi 架電業務に特化したCTIでトライアルは延長も可能
CT-e1/SaaS カスタマイズ性が高く自社にあわせた運用が可能
CT-MAX 充実した機能を備えオールインワンで利用できる
CALLTREE 10時前
ftelオートコール 電話回線がなくても利用可能
CallConnect 最短即日で開設が可能
Comdesk Lead 国内唯一のモバイル回線を利用できるCTI
Genesys Cloud CX AIを活用した業務改善が可能
(※)2025年8月時点

それぞれ詳しく解説します。

lisnavi

lisnavi(リスナビ)は、株式会社Scene Liveが販売するアウトバウンド向けのCTIシステムです。

わかりやすい操作画面で、CTIがはじめての方でも使いやすく、導入もスムーズに進められるのが特徴。

発信業務を効率化できるオートコール機能、商材別管理で管理工数を削減できる複数プロジェクト管理、リアルタイムで稼働を確認できるスタッフ分析など、 テレアポはもちろん、アウトバウンドに特化したさまざまな機能を搭載 しています。

「アポ率の向上」「待機時間の削減」「スタッフの業務負担軽減」「管理工数の削減」など、テレアポ業務を行う企業のさまざまな悩みを解決します。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・オートコール
・再コール
・グループ発信
・クイック発信
・ワンクリック発信
・トークスクリプト共有
・スタッフ分析
・ダッシュボード
・リスト別分析
・ステータス分析
・架電時間分析
・複数プロジェクト管理
・CSVインポート・エクスポート
・事前情報管理
・見込みステータス管理
・モニタリング
・ウィスパー(ささやき)
など
費用 月額5,000円 /ブース から
URL 【公式】lisnavi(リスナビ)|旧:List Navigator.

lisnaviは、「トークスクリプト共有」や「スタッフ分析」「ささやき機能」など、 スタッフのスキルアップや新人教育に活かせる機能も多数搭載 されています。

そのため、スタッフのスキルにばらつきがある……新人教育のコストを削減したいといった悩みにも対応できるでしょう。

また、lisnaviでは、 発信数やアポ獲得率などの計測された数値確認のほか、自社に必要な数値や項目のみを表示できるオリジナルダッシュボードを作成 できます。既存ツールの管理画面やダッシュボードが使いにくいという方におすすめです。

また、プロジェクト別・支店別で作成することも可能なため、BPO事業者でも使いやすいでしょう。

CT-e1/SaaS

CT-e1/SaaSは、株式会社コムデザインが販売するCTIシステムです。

設計・開発・運用までをワンストップで行い、クラウド型でありながら、オンプレミス型に劣らない柔軟なカスタマイズと機能拡張に対応しているのが特徴。

CTIに求められる基本機能を搭載しているのはもちろん、ユーザーのニーズに沿った機能をリーズナブルな価格で提供しています。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド・インバウンド
主な機能 ・ACD(分配)
・IVR(音声シナリオ)
・待ち呼(コールキューイング)
・優先着信機能(Myユーザー)
・非通話制御
・別通信事業者の同時利用
・WEB連携
など
費用 ・初期費用(初期設定のみ):300,000円
・月額:170,000円
・カスタマイズ費用:0円
(※)すべて税抜
URL これからのテレフォニープラットフォーム クラウドCTI “CT-e1/SaaS” | コムデザイン

CT-e1/SaaSは、プラットフォームを熟知した専門エンジニア達による手厚いサポートが特徴のコールセンターシステムです。

機能・開発・サポートをすべて定額で提供しているので、ただ製品を導入するだけでなく、 コールセンターシステム構築のパートナーがほしいという方におすすめ です。

CT-MAX(テレアポ向け)

CT-MAX(テレアポ向け)は、株式会社エナジーパートナーが提供する IVR機能を備えたオートコールシステム です。

オートコールシステムは、指定した日にち、時間帯、対象に向け、自動的に発信し、電話につながった場合にメッセージを流し、顧客にダイヤル回答をしてもらうシステムで、アウトバウンド業務を完全自動化することができます。

アンケート調査やテレアポなど、アウトバウンド業務の効率化を検討している方におすすめの製品です。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・自動ダイヤル
・時間指定発信・再発信予約
・自動音声型オートコール
・優先着信機能(Myユーザー)
・発信禁止制御
など
費用 ・初期費用(初期設定のみ):300,000円
・月額:170,000円
・カスタマイズ費用:0円
(※)すべて税抜
URL これからのテレフォニープラットフォーム クラウドCTI “CT-e1/SaaS” | コムデザイン

このように、CT-MAXにはアウトバウンド業務を効率化するさまざまな機能が搭載されており、 特に「人件費の削減」を検討されている方におすすめ です。

また、受電業務に適したコールセンター向けのCTIも展開しているため、インバウンド業務に課題を感じている方は、サイトより製品の詳細を確認してみてください。

CALLTREE

CALLTREEは、株式会社ジーシーが販売するアウトバウンド向けのCTIシステムです。

クラウド型システムのためロケーションフリー・自社システム不要で、 申し込みから最短翌日の即導入が可能 。シンプルで操作性の高いシステムで、データの集計や分析・情報共有の機能も充実。セキュリティに重点を置き、信頼性の高いデータセンターを使用しているのも魅力です。

また、 クラウドPBX機能を搭載し、アウトバンド特化だからこその使いやすさが魅力 です。B to C・B to B形態の新規開拓事業や既存顧客管理・進捗管理ができるシステムを探している企業におすすめです。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・各種発信機能
・各種受信機能
・各種サポート機能
・各種マネジメント機能
・各種業務設定機能
・顧客情報管理機能(CRM)
など
費用 ・コールセンター専用回線を使用
※料金の詳細は要お問合せ
URL CALLTREE | CALLTREE(コールツリー)アウトバウンドコンタクトセンターの自動架電テレマーケティング-クラウド型CTIコールセンターシステムです。

CALLTREEは、スピーディーにコールセンターを開設したいニーズに応えてくれます。必要機材はパソコンとインターネット環境・ヘッドセットのみで、運用前に無料デモでお試し体験も可能です。

機能性の高さと現場が使いやすいインターフェース、何かあった時のサポートの迅速さも好評なので、 コールセンターの新規導入にもおすすめ です。

また、1席から利用可能なので、現在の架電業務を効率化したい小規模企業にも適しています。

ftelオートコール

ftelオートコールは、 コムソル株式会社が販売するクラウド型オートコールシステムです。

導入に必要なのは、パソコン・インターネット・USBヘッドセットのみで、アウトバウンドコール業務のリモート化に適しています。

 場所を選ばずどこでも利用でき、1時間に約2,000件と大量発信ができるのが特徴 です。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・オートコール
・ブラウザフォン
・通話履歴
・転送
・保留
・IVR(自動音声応答システム)
・音声録音
・クラウド電話帳
・複数電話番号取得
・ACD(振り分け)
・SMS送信
・音声テキスト化
・CRM連携
など
費用 【ベーシック】
1アカウント:5,000円/月
1番号(050番号):100円/月
1番号(050番号):30円/回

【スタンダード】
1アカウント:20,000円/月
1番号(050番号):100円/月
1番号(050番号):20円/回

【スタンダード】
1アカウント:50,000円/月
1番号(050番号):100円/月
1番号(050番号):3円/回
※すべて税別

URL 電話を自動発信してコスト削減『ftelオートコール』

ftelオートコールは、 短時間での大量発信、アウトバウンドコール業務のリモート化、人件費の削減などに効果的 なシステムです。

督促やアンケート調査、予約確認、キャンペーン案内など、アウトバウンドコールの効率化を検討している方は導入を検討してみてください。

CallConnect

CallConnectは、株式会社fonfunが販売するクラウド型のCTIシステムです。

サポート業務やインサイドセールスに最適な機能が搭載されており、 インターネットとパソコン、ヘッドセットがあれば、最短即日でスタートできる 手早さが魅力です。

ブラウザからの外線の発着信はもちろん、応答フローの設定や顧客管理も可能。低コストで、スピーディーに本格的なコールセンターの運用をスタートできます。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・複数電話番号の取得・運用
・パソコンでの外線発着信・保留
・メンバー間での内線
・iOS/Androidアプリでの利用
・通話内容の録音・再生
・メモやタグによる通話の管理
・通話履歴の検索・ダウンロード
・着信時のデスクトップ通知
・クリックコール
など
費用 【Starter】
・初期費用:0円
・月額:2,400円(1ライセンスごと)

【Basic】
・初期費用:0円
・月額:4,600円(1ライセンスごと)

【Pro】
・初期費用:0円
・月額:8,800円(1ライセンスごと)
(※)Proプランではボリュームディスカウントを用意

URL CallConnect(コールコネクト) | クラウド電話システム

CallConnectは、最短即日のスピーディーな導入、初期費用0円の低コストが特徴的なCTIシステム。

 導入までの期間がない、予算が限られているという方に特におすすめ です。ライセンスごとの契約のため、スモールスタートに対応しているのもポイントです。

Comdesk Lead

Comdesk Leadは、株式会社widsleyが販売する、国内初の携帯電話から発信できるCTIシステムです。インターネット環境がなくても、携帯電話に専用アプリを入れるだけでシステムを利用できます。

 機材や回線工事が不要なので、初期費用を抑えることが可能。 月額料金もライセンスと通話料を含めて、1IDにつき6,000円〜と安価です。もちろん固定IP電話での利用も可能で、さらに豊富な機能を使用できます。

また、高性能AIを用いて、自動文字起こしや要約の作成も可能です。顧客情報や架電後のステータス管理などの際のカスタマイズの自由度が高いのも魅力。架電の効率化と最大化、管理工数の最適化が期待できます。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ●携帯電話使用時
・かけ放題
・090/080/070発信
・全通話自動録音
・オートコール
・転送
・保留
・自動アナウンス
など

●IP回線使用時
・モニタリング機能
・ささやき機能
・オートコール
・一斉着信
・IVR
など

●その他
・アフターコールの自動化機能
・活動履歴の自動連携
・レポート機能
・見込み管理
・再コール設定
・SMS送信
・自動文字起こし
・自動要約
・キーワード・NGワード検出
・外部連携
など

費用 ・月額費用:1ID 6,000円〜
(※)ライセンスと携帯電話利用料(話し放題、パケット5G)が含まれます。
URL Comdesk Lead (公式) – Comdesk(コムデスク)のアウトバウンドコールシステム CTI

Comdesk Leadの魅力は、携帯電話を使って架電業務ができること。 シーンを選ばずに営業活動が可能なので、在宅やテレワークを積極的に取り入れている企業におすすめ です。

また、案件や商材ごとの管理もしやすくカスタマイズ性も高いので、営業代行や複数事業を行っている企業に適しています。

Genesys Cloud CX

Genesys Cloud CXは、ジェネシスクラウドサービス株式会社が販売する、AIを活用したクラウド型のCTIシステムです。

 電話・チャット・メール・SNSなど、あらゆる顧客との接点を一元管理できるのが特徴 で、世界100か国以上7,000を超える企業で導入されています。

アウトバウンド・インバウンドの両方に対応する多彩な機能を搭載しており、拡張オプションも豊富。業務形態や企業規模に合わせてカスタマイズできます。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド・インバウンド
主な機能 ・顧客情報のポップアップ機能
・ACD(着信の自動振り分け)機能
・IVR(自動音声応答)機能
・ソフトフォン(PC電話)機能
・オートコール(プレディクティブ)機能
・SMS送信機能
・オペレーターの稼働状況確認機能
・対応統計データのCSV出力
など
費用 【Genesys Cloud CX 1】
・初期費用:0円
・月額: 9,000 円/ユーザー
(※)支払いは年払いとなります

【Genesys Cloud CX 2】
・初期費用:0円
・月額: 13,800 円/ユーザー
(※)支払いは年払いとなります

【Genesys Cloud CX 2 Digital】
・初期費用:0円
・月額: 11,400 円/ユーザー

【Genesys Cloud CX 3】
・初期費用:0円
・月額: 18,600 円/ユーザー
(※)支払いは年払いとなります

【Genesys Cloud CX 3 Digital】
・初期費用:0円
・月額: 16,200 円/ユーザー

URL Genesys Cloud CX プラットフォーム – Experience as a Service | ジェネシス

Genesys Cloud CXは、クラウドベースのコールセンターシステムの中でも、 特に拡張性やカスタマイズ性に優れた製品 です。

価格設定もニーズに合わせて柔軟に設計できるので、必要な機能・価格を自社に合わせて設計したいという方におすすめです。

無料で使えるCTIソフトを選定する際の6つのポイント


無料のCTIソフトを選定する際のポイントとして、次の6つがあります。

  • 使える機能
  • 使える期間
  • 操作性
  • 連携機能
  • サポート体制
  • セキュリティ体制

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

使える機能

無料CTIソフトを選定する場合は、 どのような機能を備えているかの確認が重要 です。

特に、完全無料のCTIソフトは搭載されている機能がシンプルなものが多いため、しっかり確認する必要があります。

例えば「スタッフが足りず、お客様をお待たせさせることが多い」といった課題を抱えている企業であれば、IVR(自動音声応答)機能があるCTIソフトを選ぶとよいでしょう。

有料ソフトのトライアルであれば、多くの機能を利用できます。

しかし、CTIソフトは架電や受付など特定の業務に特化したものも少なくありません。

そのため、企業の業務に適したCTIソフトを選べば、より大きな効果を得られます。

使える期間

トライアルとしてCTIソフトを利用する場合、 無料で利用できる期間の確認が必要 です。

ソフトによって、無料期間は5日~2ヵ月と大きく異なります。

そのため、無料期間が想定より短かったとなると十分に機能を試せず、よくわからないままトライアルが終わってしまいかねません。

このような事態を防ぐためにも、事前にトライアル期間を確認し、期間内にしっかりと使用感を確認できるようスケジュールを調整しましょう。

操作性

どれだけ機能が搭載されていても、 スタッフや管理者が使えなければ定着は困難 です。

また、無理にスタッフに使わせたとしても、本来の目的である課題解決や業務効率化の効果を得ることは難しくなります。

完全無料やトライアルでの利用であれば、もし操作性が悪く別のソフトに変えたとしてもコスト面での影響は少なくてすみます。

しかし、あまり頻繁にソフトを変えると、現場のスタッフも「どうせまたすぐに違うソフトになるのでは」と感じ、ソフトの習熟に消極的になるため注意が必要です。

連携機能

導入するCTIソフトは、 スタッフや管理者が使えなければ定着は困難 です。

もし、導入したCTIソフトが既存システムと連携できない場合、入力の手間が発生する、新しいシステムの導入が必要になるといった事態につながります。

どの他システムと連携できるかは、各ソフトのホームページを確認可能です。

また、ホームページに記載がなくても連携実績を持つ可能性もあるため、直接問い合わせるのも1つの方法です。

サポート体制

CTIソフトの提供会社がどのようなサポート体制を整えているかの確認も重要です。

CTIソフトを提供している多くの会社は、不具合や操作方法が不明な場合に備えてサポートセンターを備えていますが、具体的なサポート体制はさまざまです。

特にコールセンター業務は、一般の顧客を相手にする場合が多いので どのような他システムと連携できるのか確認するのも重要 はする必要があります。

セキュリティ体制

CTIソフトの特性上、個人情報を扱うことが多いため、CTIソフトにどのようなセキュリティが備わっているかの確認は重要です。

一見、 豊富なセキュリティがあるように見えて、オプションで別料金が発生する 場合もあるので、各ソフトが備えるセキュリティを確認し、自社に適したツールを導入しましょう。

CTIソフトの無料トライアル利用時の4つの注意点


CTIソフトの無料トライアルを利用する際の注意点には、次に挙げる4つがあります。

  • 導入はしやすいか
  • 自社の課題を解決できるか
  • トライアル期間終了後の手続きはどうなるか
  • 継続的に運用できるコストか

それぞれ詳しく解説します。

導入はしやすいか

トライアルを利用する際は、 導入のしやすさを確認するのが重要 です。

セットアップや各種設定は簡単にできるのかや既存のシステムとの連携は問題ないか、運用までのどれくらいの期間が必要なのかなどを確認しておきましょう。

トライアルしたCTIソフトがよく本格導入となった際、導入のしやすさを確認できていれば、スムーズな導入が実現できます。

反対に導入にかかる手間を確認できていない場合、無理のある導入スケジュールとなり、定着に時間がかかるといった事態にもなりかねません。

自社の課題を解決できるか

CTIソフトには、架電業務や受付業務に特化したものがありますが、同じ特化型であってもソフトによって特徴があります。

そのため、 トライアル利用中に本当に自社が抱える課題を解決できるCTIソフトなのか確認する必要 があります。

確認する際は、業務効率やコストの面だけでなく、実際に利用するスタッフがどのように感じているかも確認するのがおすすめです。

新たなCTIソフトの導入は多少の差はあれど、現場に混乱を生じさせます。

現場が混乱するリスクを負ってでも導入する価値のあるCTIソフトなのか、チェックしておきましょう。

トライアル期間終了後の手続きはどうなるか

利用するCTIソフトによって トライアル期間終了後の手続きは異なるため、事前の確認が重要 です。

トライアル期間の流れには、終了したら自動で有料版へ移行するパターン、再度契約を結びなおすパターンなどさまざまあります。

ある日いきなり使えなくなるケースは稀ですが、いきなり月額料金が発生する事態は十分に考えられます。

このような事態を防ぐためにも、事前にトライアル終了後の流れについて確認しておきましょう。

継続的に運用できるコストか

CTIソフトのトライアルによって、どれほど 業務改善の効果が得られたとしても、それ以上に運用コストが発生するのであれば 導入する意味はありません。

そのため、正式に導入した場合にどれぐらいのコストが必要なのか事前に確認しておかないと、導入後に後悔する事態にもつながります。

特に、通話料金は料金だけでなく、何分・何秒ごとに料金が発生するのかもソフトによって異なるので、確認しておきましょう。

また、CTIソフトによっては複数のプランが用意されており、希望している機能が高いプランでしか利用できない場合もあるので、こちらも確認が必要です。

フリーソフトを活用して自社に最適なCTIソフトを導入しよう


CTIソフトを無料で利用する方法には「完全無料のCTIソフトを利用する」「期間限定のトライアルを利用する」の2つがあります。

完全無料のCTIは機能がシンプルなものが多く、利用可能人数にも制限があるため小規模コールセンターや多くの機能を求めていない企業におすすめです。

一方、トライアルは有料CTIを本格導入する前の確認として利用するとよいでしょう。

CTIの導入によって 架電業務の改善を求めている方は、株式会社Scene Liveが提供するlisnaviのトライアル をぜひお試しください。

リスナビにはオートコールをはじめ、架電業務をサポートする機能が多く搭載されており、最大で架電効率を5倍にまで引き上げられます。

また、クラウド型のCTIソフトのため、特別な設備も必要なく最短3営業日で運用できるため、お急ぎの方であってもすぐに運用が開始できます。

■アウトバウンド特化のコールシステム lisnavi(リスナビ)

lisnavi(リスナビ)は、累計導入社数2,600社(2025年7月時点)を誇る、株式会社Scene Liveが販売するCTIシステムです。

  • ・オートコールで繋がるまでの工数を自動化
  • ・複数案件に強いプロジェクト管理機能
  • ・分析効率や精度を向上させるオリジナルダッシュボード
  • ・導入から運用、成果向上支援まで専任の担当が支援する手厚いサポート体制

などなど、電話業務の課題解決に優れています。 さまざまな業務・現場の需要に対応する柔軟性・カスタマイズ性を兼ね備えたCTIシステムです。

柔軟性や効率性に優れたアウトバウンド向けCTIをお探しの方は、ぜひこちらから詳細をご確認ください。

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徹底比較!コールシステム17選
Written by株式会社Scene Live マーケティング部

コラム・セミナー・お役立ち資料を通して、電話業務や営業活動を効率化させる実践的な情報を配信しています。ツールの使い方や業界の動向など、最新情報を発信し続けることで電話業務に携わるすべての人にとって信頼できる情報源になることを目指しています。