- 営業テック
- 2025.04.17
クラウド型CTI10選をタイプ別に徹底比較!機能やメリットをわかりやすく解説!

「電話応対の効率化を目指したい」「在宅勤務でオペレーターの稼働状況が管理できない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
リモートワークや働き方の多様化により、 複雑化するコールセンター業務の課題を解決するには、クラウド型CTIシステム がおすすめです。
本記事では、クラウド型CTIシステムの基本機能やメリット・デメリット、おすすめのシステムを解説します。
クラウド型のCTIシステムなら、低予算で迅速に導入可能です。
コールセンター業務の課題を解決したい方は、ぜひ参考にしてください。
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クラウド型CTIシステムとは?オンプレミス型との違いは?
クラウド型CTIシステムは、CTIの提供形態のひとつです。
従来のCTIは、自社内にサーバーやネットワーク機器などを用意し、いちからシステムを構築するオンプレミス型と呼ばれる提供形態が主流でした。
対して、クラウド型はベンダーがクラウド上にサーバーを設置してシステムを構築する提供形態で、 ユーザーはインターネットを介してアクセスするだけでCTIを活用 できます。
社内にITの専門家が在籍していなくてもCTIを利用できるほか、 必要なのはインターネットとパソコンのみ、導入がスピーディーといったメリットがあり、最近ではクラウド型が主流になりつつあります。
また、システムの保守・運用もベンダーが行うため、ランニングコストを抑えつつ、多彩な機能を搭載したCTIを利用できます。
クラウド型CTIの機能とは
クラウド型CTIシステムの主な機能は以下の通りです。
- ポップアップ機能
- 録音・着信履歴機能
- 電話制御機能
- 自動音声案内
- モニタリング機能
- レポート機能
- 通話録音・着信履歴機能
- トークスクリプト共有機能
- 着信分配(ACD)
- プレディクティブコール機能
- オートコール機能
利便性の高い機能を活用すれば、業務効率化が実現します。
機能の特徴についてチェックしましょう。
ポップアップ機能
ポップアップ機能とは、顧客管理システム(CRM)と連携により、コンピューターの画面上に顧客情報を表示させるシステムです。
顧客情報を顧客とのやり取りから聞き出さなくても、 着信の際にオペレーターは瞬時に顧客情報を判断 できます。
録音・着信履歴機能
録音機能は、顧客との通話内容を録音する機能です。
オペレーターと顧客との 通話内容の食い違いによるトラブルを防止 できます。
着信機能は電話対応がすぐにできなかった「あふれ呼」に対して、フォローできる便利な機能です。
電話制御機能
電話制御機能は特定のオペレーターに電話が集中しないよう、電話を均等に割り振る機能です。
オペレーターの 稼働率が均一 になり、応対効率が上がります。
自動音声案内
自動音声案内とは、顧客からの電話に音声ガイダンスによる自動応答を提供するシステムです。
24時間365日の顧客応対ができるため、 顧客満足度の向上 が期待できます。
モニタリング機能
モニタリング機能とは、オペレーターと顧客との通話のやり取りをすべて記録する機能です。
管理者は オペレーターの能力を把握でき、コールセンター全体の品質向上 に役立ちます。
レポート機能
レポート機能は、コールセンターの稼働状況をリアルタイムで可視化できるシステムです。
コールセンターの状況を 数字で管理できるため、課題改善 に役立ちます。
通話録音・着信履歴機能
通話録音機能は、顧客との通話内容を録音・再生する機能のことです。
通話内容をもとにスタッフやオペレーターにフィードバックを行うことができ、 新人の教育やスタッフやオペレーターのスキルアップに役立てる ことができます。
また、顧客との間で齟齬が生じた際、通話録音から証拠を提示することができ、 「言った言わない」のトラブルを解決したり、対応の長期化を防いだりする効果 もあります。
トークスクリプト共有機能
トークスクリプトとは、顧客と話す内容や流れをまとめた台本・マニュアルのことです。
トークスクリプト共有機能を搭載したCTIであれば、 顧客の反応に合わせて最適なトークスクリプトをオペレーターに表示 することができます。
その結果、「会話の際の迷いが減少する」「対応がよりスムーズになる」といった効果が期待でき、 クオリティを均一化できるほか、顧客満足度を高める 効果も期待できます。
着信分配(ACD)
着信分配とは、事前に設定した条件で自動的に着信を振り分ける機能のことです。
「スキルの高いオペレーターに優先的につなげる」「ひとりのオペレーターに偏らないように着信を分配する」など、 オペレーターの稼働状況やスキルに合わせて、顧客からの着信を最適化する ことができ、業務効率を改善します。
着信を適切に振り分けることで、スタッフ・オペレーターの負担を軽減できるほか、顧客満足度の向上も期待できます。
オートコール機能
オートコールは、発信業務の自動化機能のことです。
スタッフ・オペレーターが1件1件手入力で行っていた 発信業務を完全に自動化することができ、オペレーターを増員することなくアプローチ量を飛躍的に増やす ことができます。
テレアポ・電話営業・支払督促・キャンペーン案内といったアウトバウンドコール業務で、1日の発信数に限界を感じている場合は、オートコール機能を活用することで課題を解消できます。
プレディクティブコール機能
プレディクティブコールとは、多回線で自動発信が可能な機能のことです。
電話がつながった順に転送する仕組みで、 待機しているスタッフ・オペレーターの時間を有効活用できる点が特徴 です。オペレーターの待機時間を大幅に削減し、常に会話ができる状態を作ることができます。
また、つながらなかった番号を自動で不在ステータスに入力するモデルもあり、スタッフやオペレーターの作業負担の軽減にも効果的です。
なお、ここでご紹介したのは、クラウド型CTIシステムに搭載された機能の一部です。このほかにも多種多様な機能が搭載されているため、業務内容に合わせて必要な機能を選択しましょう。
クラウド型CTIのメリット
クラウド型CTIシステムを導入する主なメリットは、以下の6つです。
- 応対業務の効率化につながる
- 顧客応対の品質が向上する
- 低コストで導入できる
- 短期間で導入できる
- ネット環境があれば利用できる
- 規模や機能の変更ができる
在宅勤務や働き方の多様化に柔軟に対応し、業務効率化を目指したいなら、クラウド型CTIシステムは効果的です。
それぞれのメリットを解説します。
応対業務の効率化につながる
クラウド型CTIシステムの導入は、オペレーターの応対業務の効率化に役立ちます。
CTIシステムのポップアップ機能や自動音声案内などを活用すれば、 顧客に最適な案内や営業などをスムーズに行うこと が可能です。
稼働状況をリアルタイムでモニタリングすれば、管理者は迅速に現場にアプローチできます。
クレーム対応やナレッジベースの構築、人材育成など多忙な管理者の業務が効率化されることで、コールセンター運用強化にもつながるでしょう。
顧客応対の品質が向上する
顧客応対の品質が向上するのも、クラウド型CTIシステムの導入のメリットです。
CRMと連携すれば、オペレーターは着信時に顧客情報を瞬時に把握でき、余裕を持って顧客応対ができます。
自動音声案内を活用すると、 電話が混み合っている時間帯でも顧客を担当部署へと振り分け可能 です。
顧客は長時間待たされたり、部署内をたらい回しされたりする心配がありません。
顧客案内の均一化により、サービスの品質を一定に保つ効果が期待できます。
応対品質が向上すれば、 自社の売上や顧客満足度の向上 にもつながるでしょう。
低コストで導入できる
クラウド型CTIシステムは、低コストで導入できます。
CTIシステムはクラウド型とオンプレミス型の2種類。
オンプレミス型は自由に機能をカスタマイズでき、拡張性が高いのが魅力です。
しかし、自社でサーバーを構築し、専門の技術者を配置する必要があります。
設備投資のコストとシステム構築に関する人件費の発生は、避けられないでしょう。
一方で、 クラウド型は既存のシステムにインターネット経由で接続 するため、システム構築に関するコストはかかりません。
ベンダーがシステムの保守・運用を行うため、自社でシステム担当者を配置も不要です。
短期間で導入できる
短期間でCTIシステムを導入できるのも、クラウド型の特徴です。
オンプレミス型は一からサーバーを構築する必要があり、1〜3か月ほど時間がかかってしまいます。
しかし、クラウド型はサーバーや周辺機器を自社内に設置する必要がありません。
急にコールセンター運営が必要になった場合でも、 最短で即日導入 できます。
ネット環境があれば利用できる
クラウド型CTIシステムは、インターネット環境が整っていれば利用できます。
クラウド型は 本体やサーバーの設置は不要 です。
インターネット環境とパソコン、ヘッドセットがあれば、コールセンターの稼働までに時間はかかりません。
スマートフォンやアプリでも応対できるので、在宅勤務や営業社員が多い企業には最適です。
規模や機能の変更ができる
クラウド型CTIシステムは、規模や機能の変更も簡単にできるのが強みです。
オンプレミス型の場合、規模を拡大する際はサーバーの台数を増やすなど時間と費用がかかります。
一方でクラウド型の場合、 料金プランの変更だけで座席の増減が可能 です。
繫忙期に一時的に人員を増加する、オプションを短期間だけ追加利用するなども契約内容の変更だけで済みます。
スピーディーかつ柔軟にコールセンター運用ができるのが、クラウド型CTIシステムの大きな特徴です。
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クラウド型CTIのデメリット
クラウド型CTIシステムはメリットが多いですが、デメリットもあります。
主なデメリットは以下の3つです。
- 運用コストが発生する
- カスタムが限定される
- セキュリティレベルが低い
導入前にデメリットを把握していれば、製品を選ぶ際にも役立ちます。
それぞれのデメリットをチェックしましょう。
運用コストが発生する
CTIシステムのデメリット1つ目は、初期費用などの導入費用が発生する点です。
クラウド型CTIシステムでは、インターネット回線が整っていれば、初期費用を大幅に抑えられます。
しかし、通話料金や月額料金などが発生することは避けられません。
システム操作に関する研修に予算をかける可能性もあります。
ただし、 長期的にランニングコストを試算すると、月々の通話料金は抑えられるなど費用対効果が高い です。
カスタムが限定される
クラウド型CTIは、カスタムが限定される可能性もあります。
ベンダーがシステムを提供・運営しているため、自由にカスタマイズができません。
さらに、拡張性が高いオンプレミス型と違い、クラウド型は既存のシステムと連携できない場合もあります。
連携できないことで、かえって業務効率が悪くなるかもしれません。
導入前には、 オプションで追加できる機能を把握 しておきましょう。
セキュリティレベルが低い
セキュリティレベルが低いことも、クラウド型CTIのデメリットといえます。
CTIシステムと連携できるシステムは、個人情報を扱うサービスが多いです。
クラウド型CTIはインターネット上にあるサーバーと連携するため、個人情報や機密情報が外部漏えいする可能性があるかもしれません。
サーバーの 管理場所が安全か、ウィルス対策は万全か などを調べましょう。
また、「PCI DSS」に対応しているかどうかも大切です。
PCI DSSとは、国際カードブランド5社で管理運用されている「クレジットカード業界におけるセキュリティ基準」を指します。
特にクレジットカードの情報の取り扱いが多いコールセンターは、積極的にPCI DSS対応のCTIサービスを導入しましょう。
目的に合わせて選ぼう!クラウド型CTIシステムの6つの選び方
クラウド型CTIシステムの選び方には以下の6つポイントがあります。それぞれのポイントについてご紹介します。
- CTIシステムのタイプ(アウトバウンド・インバウンド)で選ぶ
- 既存のシステムとの連携や相性で選ぶ
- セキュリティやサポートが充実したタイプを選ぶ
- コールセンターの規模や業務形態との相性で選ぶ
- 頻繁に利用する機能から選ぶ
- 導入までの期間から選ぶ
CTIシステムのタイプ(アウトバウンド・インバウンド)で選ぶ
電話業務には、 アウトバウンドコール(企業から顧客に電話をかける)・インバウンドコール(顧客からの電話を受ける)の2種類 があります。
CTIシステムもアウトバウンド向けとインバウンド向けのタイプがあり、それぞれ機能が異なるため、自社が行っている業務に合わせて選ぶことが大切です。
以下、タイプ別の業務内容と求められる機能についてまとめていますので、参考までに確認してみてください。
業務内容 | 求められる機能 | 両方に求められる機能 | |
---|---|---|---|
アウトバウンド |
・テレアポ ・電話営業 ・支払督促 ・キャンペーン案内 ・アンケート調査 ・世論調査 など |
・ワンクリック発信 ・オートコール ・プレディクティブコール ・リスト管理 ・見込み管理 など |
・通話録音 ・着信履歴機能 ・トークスクリプト共有機能 ・モニタリング機能 ・レポーティング機能 ・ソフトフォン機能 など |
インバウンド |
・カスタマーサポート ・問い合わせ対応 ・通販受付 など |
・ポップアップ機能 ・着信分配(ACD) ・自動音声応答機能(IVR) など |
頻繁に利用する機能から選ぶ
ご紹介したように、必要な機能はそれぞれの業務内容によって異なるため、 現場でよく使う機能を搭載しているかどうかを確認することが大切 です。
例えば、アウトバウンドコール業務で、発信効率やスタッフ・オペレーターの採用コストを抑えたいという場合は、発信を自動化できる「オートコール」や「プレディクティブコール」が必要です。
どんな機能が必要なのかを判断しにくい場合は、よく使用する機能については、現場にヒアリングするのもおすすめです。 導入の効果を高めるために、どのような機能が必要なのかをしっかり吟味 しましょう。
既存のシステムとの連携や相性で選ぶ
CTIシステムは、CRMやSFAなどの営業支援ツールと連携することで、業務効率をさらに高めることができます。
連携できないと複数のシステムを行ったり来たりしながら対応することとなり、かえって業務効率が低下してしまう恐れがあります。
既存システムとCTIを連携できれば、CTIシステム上で詳細な顧客情報を確認しながら通話をすることができ、 対話のクオリティを高めることができるほか、オペレーターやスタッフの負担軽減にもつながります。
CTIシステムを選ぶ場合は、既存システム・ツールとの相性や連携の可否を必ずチェックしましょう。
セキュリティやサポートが充実したタイプを選ぶ
クラウド型CTIシステムは、システムの構築や運用をベンダーが行います。そのため、セキュリティ機能を自社でカスタマイズすることはできません。
CTIシステムは顧客情報を扱うため、セキュリティが脆弱で情報が漏えいなどのトラブルが発生すると、企業の信用が失墜する可能性があります。
クラウド上にデータを預けるからこそ、システムのセキュリティ強度や機能をしっかり確認することが大切 です。また、 導入後の不具合やトラブルなどに備えて、アフターフォローやサポート体制もチェック しておきましょう。サポートが手厚い製品であれば、スピーディーにトラブルを解消でき、業務への影響を最小限に抑えることができます。
コールセンターの規模に合わせて料金形態を選ぶ
クラウド型CTIシステムの料金形態には、 システムを利用する「ユーザー数」で課金されるタイプと、システムを利用する「ブース数」で課金されるタイプ の2種類があります。
ブース課金とは、席数(≒最大稼働人数)ベースの課金のことです。たとえば、システムを使用する総人数が50人で、1日の最大稼働人数(座席)が10人の場合を考えてみましょう。
ユーザー(ID)課金だと50人分の費用が必要になりますが、 ブース(席数)課金だと10人分の費用で済むため、より費用対効果が高い といえます。
また、ユーザー数課金は、スタッフ・オペレーターの増減に合わせて契約を見直す必要がありますが、 ブース課金の場合は大きく変動することがないため、必要な数を計算しやすいというメリットもあります。
導入までの期間から選ぶ
オンプレミス型に比べるとクラウド型はどれもスピーディーに導入できますが、契約から導入までの期間は製品によって異なります。
1か月程度の期間を要するタイプから、数日~1週間で完了するものまでさまざまな種類があるため、 あらかじめどの程度の期間で導入してほしいかを決めておく とよいでしょう。
より短期間で導入ができるタイプを選べば、 迅速に電話業務の環境を構築できるほか、素早く業務改善が行えます。 サービス開始までの期間が限られている場合は特に重要です。
おすすめのクラウド型CTI10選をタイプ別に比較!
アウトバウンド・インバウンドのタイプ別に、おすすめのクラウド型CTIシステムを紹介します。
アウトバウンド向けのおすすめクラウド型CTI5選
アウトバウンドコールの業務改善を検討している方には、以下の5つの製品がおすすめです。
- lisnavi(リスナビ)
- Comdesk Lead
- BizBase テレマーケティング
- UPSELL CLOUD
- 楽天コネクトSmaCom
(※)調査時点:2025年3月 最新情報は各HPへ
lisnavi(リスナビ)
lisnavi(リスナビ)は、株式会社Scene Liveが販売するアウトバウンド向けのCTIシステムです。
わかりやすい操作画面で、CTIがはじめての方でも使いやすく、導入もスムーズに進められるのが特徴。
発信業務を効率化できるオートコール機能、商材別管理で管理工数を削減できる複数プロジェクト管理、リアルタイムで稼働を確認できるスタッフ分析など、 テレアポはもちろん、アウトバウンドに特化したさまざまな機能を搭載 しています。
「アポ率の向上」「待機時間の削減」「スタッフの業務負担軽減」「管理工数の削減」などなど、テレアポ業務を行う企業のさまざまな悩みを解決します。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバンド |
主な機能 |
・オートコール ・再コール ・グループ発信 ・クイック発信 ・ワンクリック発信 ・トークスクリプト共有 ・スタッフ分析 ・ダッシュボード ・リスト別分析 ・ステータス分析 ・架電時間分析 ・複数プロジェクト管理 ・CSVインポート・エクスポート ・事前情報管理 ・見込みステータス管理 ・モニタリング ・ウィスパー(ささやき) など |
費用 | 月額5,000円 /ブース から |
URL | 【公式】lisnavi(リスナビ)|旧:List Navigtor. |
lisnaviは、「トークスクリプト共有」や「スタッフ分析」「ささやき機能」など、 スタッフのスキルアップや新人教育に活かせる機能も多数搭載 されています。
そのため、スタッフのスキルにばらつきがある……新人教育のコストを削減したいといった悩みにも対応できるでしょう。
また、lisnaviでは、 発信数やアポ獲得率などの計測された数値確認のほか、自社に必要な数値や項目のみを表示できるオリジナルダッシュボードを作成 できます。既存ツールの管理画面やダッシュボードが使いにくいという方におすすめです。
また、プロジェクト別・支店別で作成することも可能なため、BPO事業者でも使いやすいでしょう。
Comdesk Lead
Comdesk Leadは、株式会社widsleyが販売する、国内初の携帯電話から発信できるCTIシステムです。インターネット環境がなくても、携帯電話に専用アプリを入れるだけでシステムを利用できます。
機材や回線工事が不要なので、初期費用を抑えることが可能。 月額料金もライセンスと通話料を含めて、1IDにつき6,000円〜と安価です。もちろん固定IP電話での利用も可能で、さらに豊富な機能を使用できます。また、高性能AIを用いて、自動文字起こしや要約の作成も可能です。顧客情報や架電後のステータス管理などの際のカスタマイズの自由度が高いのも魅力。架電の効率化と最大化、管理工数の最適化が期待できます。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバンド |
主な機能 |
●携帯電話使用時 ・かけ放題 ・090/080/070発信 ・全通話自動録音 ・オートコール ・転送 ・保留 ・自動アナウンス など ●IP回線使用時 ●その他 |
費用 |
・月額費用:1ID 6,000円〜 (※)ライセンスと携帯電話利用料(話し放題、パケット5G)が含まれます。 |
URL | Comdesk Lead (公式) – Comdesk(コムデスク)のアウトバウンドコールシステム CTI |
Comdesk Leadの魅力は、携帯電話を使って架電業務ができること。 シーンを選ばずに営業活動が可能なので、在宅やテレワークを積極的に取り入れている企業におすすめ です。
また、案件や商材ごとの管理もしやすくカスタマイズ性も高いので、営業代行や複数事業を行っている企業に適しています。
BizBase テレマーケティング
BizBase テレマーケティングは、一人あたりの架電・アポイント件数の増加、接続率の改善、スタッフやオペレーターの架電効率の向上など、 アウトバウンド業務に特化した多種多様な機能を搭載したコールセンターシステム です。
また、IVRやACDなども搭載しており、インバウンド業務の改善に活用できます。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバウンド・インバウンド |
主な機能 |
・架電先管理 ・クリックコール・オートコール ・プレディクティブ機能 ・IVR/ACD機能 ・リアルタイム集計レポート ・トークスクリプト管理機能 ・通話録音 ・レポーティング ・スクリーンポップアップ など |
費用 | (※)料金の詳細は要お問合せ |
URL | BizBaseテレマーケティング |
BizBase テレマーケティングは、 架電件数をもっと増やしたい、不在率が高く成果が上がらない、架電までの業務フローを改善したいといった課題を抱えている方にぴったり なコールセンターシステムです。
インバウンド向けの機能も搭載しているものの、アウトバウンド業務のコールセンターの構築に特におすすめです。
UPSELL CLOUD
UPSELL CLOUDは、5,000社以上のインサイドセールス運用実績をもとに開発されたアウトバウンド向けのコールセンターシステムです。
管理業務の簡略化・リアルオフィスのバーチャル化・圧倒的なコスト削減の3つが強みで、 コストを抑えつつインサイドセールスの業務効率を大幅に向上 できます。
また、営業進捗がリアルタイムで集計・表示される機能も搭載しており、電話の傾向を分析し、素早く改善につなげることもできます。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバンド |
主な機能 |
・リアルタイムレポート(進捗自動集計) ・バーチャルオフィス(稼働状況モニタリング) ・コールワークフロー構築機能 ・マッピングビュー(顧客情報可視化) ・トランスクリプション機能(会話のテキスト化) ・テキストマイニング(トレンドワード分析) ・ロボットコール(オートコール) ・導入コンサルティング ・全通話録音機能 など |
費用 |
・月額:5,800円/ID + 通話料金・オプション利用料 (※)すべて税抜 (※)別途初期費用が必要 |
URL | UPSELL CLOUD(アップセルクラウド)|営業のプロが作ったCTI・クラウドコールシステム |
UPSELL CLOUDは、アウトバウンドの中でもインサイドセールスの業務改善に強みを持つコールセンターシステムです。
楽天コネクトSmaCom
楽天コネクトSmaComは、楽天コミュニケーションズ株式会社が販売するCTIシステムです。
スピーディーで手軽に導入できるクラウド型、 CTIに慣れていない方でも使いやすい操作性に優れたインターフェイスが特徴。
アウトバウンド・インバウンドに対応する多彩な機能とプランがあり、コールセンターのさまざまな課題を解決します。また、リーズナブルなオフィス電話用のプランがあるのも特徴です。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバウンド・インバウンド |
主な機能 |
・FAQ ・顧客データ管理 ・IVR ・ACD ・リアルタイムレポート ・スーパーバイザー機能 (モニタリング・ささやき) ・ダイヤラー機能 ・ヒストリカルレポート など |
費用 |
【コンタクトセンター アウトバウンド+】 ・初期費用:0円 ・ライセンス料金:7,980円/席+電話回線費用 【コンタクトセンター アドバンス】 【コンタクトセンター ベーシック】 【ビジネスフォン(クラウドPBX)】 |
URL | クラウド型PBXコンタクトセンターシステム | 楽天コネクト SmaCom |
楽天コネクト SmaComは、電話業務をスムーズかつスマートにするクラウド型コンタクトセンターシステムです。
インバウンド向けのおすすめクラウド型CTI5選
インバウンドコールの業務改善を検討している方には、以下の5つの製品がおすすめです。
- OSORA
- BIZTEL コールセンター
- MediaCalls
- Genesys Cloud
- BlueBean
(※)調査時点:2025年3月 最新情報は各HPへ
OSORA
OSORAは、株式会社Scene Liveが販売するインバウンド向けのCTIシステムです。
外線通話を自動的に録音する全通話録音・履歴、着信があると、顧客情報を表示するポップアップ、 オペレーターのコール状況を視覚的に把握できるモニタリング・ささやき画面など、インバウンドに特化した多彩な機能を搭載 しています。
さまざまなクラウドシステムと連携でき、拡張性が高いのも特徴。複雑になりやすいコールセンターの情報管理・共有を大幅に効率化できます。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | インバウンド |
主な機能 |
・全通話録音・履歴 ・ポップアップ ・アナウンス設定 ・モニタリング・ささやき画面 ・ACD ・待機/離席モード ・統計レポート ・通話分析 など |
費用 | ・初期費用:100,000円~ ・月額:10,000円/URL + 1,000円/台 + 回線料金 + 通話料金 (※)追加料金で機能追加が可能 (※)すべて税抜 |
URL | OSORA インバウンド向けコールシステム – 株式会社Scene Live |
OSORAは、さまざまなクラウドシステムと連携可能な、拡張性に優れたインバウンド向けコールセンターシステムです。優れた機能を備えながらも、 工事不要で導入が簡単、業界最安値の利用料金などの低コストを実現 しています。
大規模コールセンターにも対応しているので、コストパフォーマンスを重視したい規模の大きなインバウンドコールセンターを運営している方におすすめです。
BIZTEL コールセンター
BIZTEL コールセンターは、株式会社リンクとブライシス株式会社が共同事業として販売する、国内の導入実績No.1のCTIシステムです。
コールセンターの業務効率化を実現する多彩な機能と標準搭載 しており、必要に応じてオプションで機能拡張が可能。操作性に優れたシンプルな管理画面も特徴です。リモートワークにも対応しているほか、金融機関などのハイセキュリティポリシーに沿った設定も可能です。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバウンド・インバウンド |
主な機能 |
・コールセンター管理(ACD設定・ガイダンス設定・エージェント管理など) ・稼働状況モニタリング ・統計レポート ・CRM連携 ・ソフトフォン ・全通話録音 ・モニタリング・ささやき など |
費用 |
【座席課金】 ・初期費用:50,000円/席 ・月額:15,000円/席 【ライトプラン】 【スタンダード30】 |
URL | No.1クラウド型コールセンターシステム・CTI | BIZTEL コールセンター | BIZTEL |
BIZTEL コールセンターは、2,000社超の導入実績を誇るコールセンターシステムです。
コールセンターのシステム構築、業務改善に必要な機能をバランス良く兼ね備えており、 トータルバランスの良さが特徴。 機能・料金などのバランスを重視したい方におすすめです。
MediaCalls
MediaCallsは、メディアリンク株式会社が販売するインバウンド向けのコールセンターシステムです。
ACD・CTI・IVR・レポート・通話録音などの中~大規模コールセンター向けの業務効率化に必要な機能を豊富に搭載しています。
シリーズ製品導入実績 13,000席 以上、継続利用率 99%(※)の信頼性が高いシステム で、大手から中小ベンチャーまで多くの企業から選ばれています。(※)販売開始時(2014年)からの継続利用率(廃業による解約は除く)
提供形態 | クラウド型・ハーフクラウド型・オンプレミス型 |
---|---|
業務形態 | インバウンド |
主な機能 |
・ACD機能 ・IVR ・レポート ・通話録音 ・コールキューイング (待ち呼) ・音声ガイダンス ・Web管理画面 ・通話履歴/録音 ・リアルタイムモニター ・スキル別レポート ・エージェントレポート など |
費用 |
【フルクラウド型】 ・初期費用:(※要問合せ) ・基本使用料:55,000円/月 ・シートライセンス:1,500円/月 ・エージェントライセンス:2,000円/月 【ハーフクラウド型】 【オンプレミス型】 (※)すべて税抜 |
URL | コールセンター向けIP-PBX | 低価格・高機能・クラウド対応 | MediaCalls(メディアコールズ) |
MediaCallsは、中~大規模向けのインバウンドコールセンターに適したシステムです。
また、 クラウド型・ハーフクラウド型・オンプレミス型の3タイプを販売しているため、クラウド以外の選択肢が必要という方にもおすすめ です。
Genesys Cloud CX
Genesys Cloud CXは、ジェネシスクラウドサービス株式会社が販売する、AIを活用したクラウド型のCTIシステムです。
電話・チャット・メール・SNSなど、 あらゆる顧客との接点を一元管理できるのが特徴で、世界100か国以上7,000を超える企業で導入 されています。
アウトバウンド・インバウンドの両方に対応する多彩な機能を搭載しており、拡張オプションも豊富。業務形態や企業規模に合わせてカスタマイズできます。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバウンド・インバウンド |
主な機能 |
・顧客情報のポップアップ機能 ・ACD(着信の自動振り分け)機能 ・IVR(自動音声応答)機能 ・ソフトフォン(PC電話)機能 ・オートコール(プレディクティブ)機能 ・SMS送信機能 ・オペレーターの稼働状況確認機能 ・対応統計データのCSV出力 など |
費用 |
【Genesys Cloud CX 1】 ・初期費用:0円 ・月額: 9,000 円/ユーザー (※)支払いは年払いとなります 【Genesys Cloud CX 2】 【Genesys Cloud CX 2 Digital】 【Genesys Cloud CX 3】 【Genesys Cloud CX 3 Digital】 |
URL | Genesys Cloud CX プラットフォーム – Experience as a Service | ジェネシス |
Genesys Cloud CXは、クラウドベースのコールセンターシステムの中でも、 特に拡張性やカスタマイズ性に優れた製品 です。
価格設定もニーズに合わせて柔軟に設計できるので、必要な機能・価格を自社に合わせて設計したいという方におすすめです。
BlueBean
BlueBeanは、株式会社ソフツーが販売するコールセンターシステムです。
電話業務に必要な主要機能を網羅したパッケージで、アウトバウンド・インバウンドどちらにも対応。
5ライセンス~130ライセンスまで1ライセンス刻みで契約可能、最低利用期間ナシなど、 柔軟な契約形態が特徴で、他社システムとの連携にも無料で対応 しています。柔軟でコストパフォーマンスの高いコールセンターシステムです。
提供形態 | クラウド型 |
---|---|
業務形態 | アウトバウンド・インバウンド |
主な機能 |
・プレビュー発信(クリック発信) ・プレディクティブ発信(自動発信) ・発信リスト管理 ・自動発信アンケート ・顧客情報ポップアップ ・リアルタイムモニタ/ささやき ・IVR機能 ・全通話録音 ・オペレーター画面カスタマイズ など |
費用 |
・初期費用:5,000円 ・月額:5,000円(1ライセンスごと) (※)追加料金でディスク容量拡張・設備購入(電話機・ヘッドセット) (※)すべて税抜 |
URL | クラウドCTIコールセンターシステム BlueBean | テレワークに最適なクラウドCTIコールセンターシステム |
BlueBeanは、1ライセンスごとの契約が可能など、契約形態が柔軟なのが特徴。短期導入やスモールスタートを希望している、 比較的規模が小さいコールセンターシステムにおすすめ です。
クラウド型CTIで低コストかつ・迅速にシステムを構築しよう
クラウド型のCTIシステムを導入すると、初期費用を抑えながらも便利な機能が利用できます。
さらに、サーバーや電子機器の設置も不要なため、 迅速で簡単にシステムの構築が可能 です。
自社に最適なシステムを導入するために、まずは自社の状況や課題を明確にしましょう。
低コストでありながらも高品質のクラウド型CTIシステムをお探しなら、株式会社Scene Liveの「lisnavi(リスナビ)」がおすすめです。
オートコール、プレディクティブモードなど 業界最多の架電モードを搭載しながらも、通話料は秒課金制と低コスト で運用できます。
予算を抑えながらも業務効率化を目指したい場合は、ぜひ検討してください。
■アウトバウンド特化のコールシステム lisnavi(リスナビ) lisnavi(リスナビ)は、累計導入社数2,500社(2024年4月時点)を誇る、株式会社Scene Liveが販売するCTIシステムです。
などなど、電話業務の課題解決に優れています。 さまざまな業務・現場の需要に対応する柔軟性・カスタマイズ性を兼ね備えたCTIシステムです。 柔軟性や効率性に優れたアウトバウンド向けCTIをお探しの方は、ぜひこちらから詳細をご確認ください。 |
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Written by株式会社Scene Live マーケティング部
コラム・セミナー・お役立ち資料を通して、電話業務や営業活動を効率化させる実践的な情報を配信しています。ツールの使い方や業界の動向など、最新情報を発信し続けることで電話業務に携わるすべての人にとって信頼できる情報源になることを目指しています。
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