2024.10.09
パソコンで電話を発信する4つの方法とメリットを紹介
「パソコンから電話を発信できるのだろうか?」
「パソコンで電話をかける方法が知りたい」
上記のような悩みはないでしょうか。
結論からいえば、パソコンで電話を発信する方法は複数あります。
パソコンを活用して電話発信すると専用の電話機は不要になり、リモートワークの促進にも効果的です。そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- パソコンで電話を発信する4つの方法
- パソコンを活用して電話発信する6つのメリット
電話業務を効率化するおすすめの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
パソコンで電話を発信する4つの方法
パソコンで電話を発信する方法は複数ありますが、本記事では以下の4つを紹介します。
- パソコンとスマートフォンを連携させる
- IP電話アプリを利用する
- クラウドPBXを導入する
- ソフトフォンを導入する
ひとつずつ見ていきましょう。
【方法1】パソコンとスマートフォンを連携させる
Windowsのパソコンを使っている場合、 Androidと同期させればパソコンを介した電話の受発信が可能です。
実際に通話をする際は、パソコンとAndroidの両方にBluetooth機能が必要です。
Macの場合、iPhoneと同じApple IDでサインインを済ませ、iCloud環境設定もしくは設定で「FaceTime」がオンになっていれば 電話をかけられます。
このとき、iPhoneとMacで同じWi-Fiネットワークに接続し、インターネットにつないでいることが条件です。
パソコンとスマートフォンを連携させる場合、スマートフォンの携帯電話料金が発生することがあります。
【方法2】IP電話アプリを利用する
IP電話アプリとは、 インターネット用のデータ通信回線を経由して音声通話ができるアプリです。
パソコンで専用アプリをダウンロードすることで、IP電話として利用できます。
IP電話で用いられるインターネット回線は、固定電話で利用するアナログ回線と比較して設備にかかるコストが少なくて済みます。
したがって、 IP電話アプリでの電話発信は固定電話よりも通話料金を抑えることが可能です。
また、IP電話は複数の番号を発行できるため、固定電話やスマートフォンと電話番号を分けて利用したい方にもおすすめです。
パソコンに入れられるIP電話アプリには、「SMARTalk」「050plus」「My050」などがあります。
【方法3】クラウドPBXを導入する
クラウドPBXとは、オフィスや店舗に置いていた従来のPBX(電話交換機)をクラウド化したサービスです。
従来のPBXは、拠点ごとに配線工事をおこなう必要がありました。
クラウドPBXの場合、インターネット環境さえあればパソコンを使った通話ができます。
さらにクラウドPBXなら、 ただ電話をかけるだけではなく「通話録音機能」や「顧客管理機能」などが使えることもメリットです。
クラウドPBXの特徴や仕組みを詳しく知りたい方は、クラウドPBXとは?従来PBXトの違いや仕組み・メリット・デメリットを徹底解説を参考にしてください。
【方法4】ソフトフォンを導入する
ソフトフォンとは、インターネット回線を介して通話ができるソフトウェアです。
専用のソフトウェアをインストールすることで、電話機がなくてもパソコンから電話をかけられます。
ただし、 ソフトフォンで通話をする際はクラウドPBXとの連動が欠かせません。
なぜなら、ソフトフォンはあくまでクラウドPBXのなかに含まれているアプリに過ぎないからです。
ソフトフォンだけではビジネスフォンとして利用できないことを理解しておきましょう。
パソコンを活用して電話発信する6つのメリット
パソコンを活用して電話発信するメリットは、次の6つです。
- 電話機の費用やスペースが不要になる
- 外出先でも会社の番号から発信できる
- 内線発信・電話転送ができる
- パソコンを留守番電話として使える
- スマートフォンの画面を見ながら会話できる
- さまざまなツールと連携できる
固定電話と比較してトータルコストを削減できるだけではなく、顧客対応の品質も向上します。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。
【メリット1】電話機の費用やスペースが不要になる
パソコンから電話を発信できるようになると、わざわざ電話機を設置する必要はなくなります。
したがって、 電話機の費用やスペースは不要です。
固定電話があるオフィスのように電話専用線にあわせた机の配置ではなく、自由自在にレイアウトを組めます。
また、電話機がなくなる分だけデスク周りで利用できるスペースが広くなります。
【メリット2】外出先でも会社の番号から発信できる
ノートパソコンを持ち出すことで、外出先でも会社の番号から発信できます。
スタッフのなかには、個人携帯の番号から仕事の電話をかけることに難色を示す社員もいるのではないでしょうか。
しかし、どこからでも会社の番号から発信できる環境があれば、 社員は仕事相手に個人携帯の番号を明かさなくて済みます。
【メリット3】内線発信・電話転送ができる
クラウドPBXを導入すると、パソコンを使って内線発信や電話転送ができます。
会社の固定電話の場合、担当者の不在時は伝言や折り返し対応が必要でした。
しかし、内線発信や電話転送ができると、 担当者は外出先でもすぐに電話対応が可能です。
また、リモート勤務中の社員へもスムーズに電話の取次ぎができるようになります。
【メリット4】パソコンを留守番電話として使える
4つ目は、パソコンを留守番電話として使えることです。
公共交通機関での移動中や外回り営業中など、すぐには電話を取れないケースもあるでしょう。
しかし、パソコンを留守番電話として使えると、 外出先から伝言を聞くことが可能です。
留守番電話を聞くためだけに、わざわざ会社へ戻る必要もありません。
【メリット5】スマートフォンの画面を見ながら会話できる
スマートフォンでの通話の場合、下記のような手間が発生します。
- スマートフォンを耳にあてて話す
- スマートフォンの画面を見る
- 再びスマートフォンを耳にあてて会話に戻る
しかし、パソコンから電話を発信することで、 常時スマートフォンの画面を見ながら会話できます。
スマートフォンで連絡先や過去のメールなどを確認しつつ、パソコンで会話をすることも可能です。
パソコンにつないだヘッドセットで通話をすれば両手が空くため、電話をしながらできる操作も増えて 作業効率がアップします。
【メリット6】さまざまなツールと連携できる
6つ目は、さまざまなツールと連携できることです。
例えば、多くのクラウドPBXでは、チャットツールや顧客管理ツールなどと連携でき、社内間での情報共有やデータ管理がしやすくなります。
また、顧客情報を見ながら会話ができるため、 電話応対の品質向上にもつながります。
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パソコンを活用した電話発信なら「OSORA」がおすすめ
引用:OSORA
パソコンを活用した電話発信なら、インバウンド向けコールシステムの「OSORA」がおすすめです。
OSORAは、 低コストながら電話業務を効率化できる機能が豊富に搭載されています。
例えば、すべての通話を録音して検索やダウンロードができるため、証拠データやメモ代わりとして使えます。
着信があるとパソコン画面にポップアップが表示され、ワンクリックで連携済みの顧客管理システムへ移動することが可能です。
また、IVR(音声自動応答)を搭載しており、顧客のダイヤル操作にあわせて音声を再生し、適切な案内を提供できます。
「独自カスタマイズ」や「自動アップグレードサービス」などのアフターフォローも充実していることから、 導入・運用にあたって不安がある方も安心です。
豊富な導入実績を誇るOSORAについて、詳細が気になる方はこちらの専用フォームからお気軽にお問い合わせください。
パソコンでの通話に関してよくある2つの質問と回答
最後に、パソコンでの通話に関してよくある2つの質問に回答します。
- SkypeやZoomを用いた通話は適していなのか
- パソコンで電話を発信する方法はどれが1番おすすめか
気になったものがあれば、ぜひ確認してください。
SkypeやZoomを用いた通話は適していないのか
SkypeやZoomはビジネスの電話を受発信する方法としては適していません。例えば「Skype」の場合、Skypeユーザー間での通話を無料でおこなえるものの、相手もSkypeを利用していることが条件です。
つまり、Skypeを利用していない相手には電話をかけられません。
「Zoom」の場合、ホストが発行したURLをクリックすると通話ができるものの、通常の電話と比較して相手の手間を増やしてしまいます。
また、相手の方がZoomの扱いになれていないケースだと、使い方を説明するのに時間を取られてしまいます。
ビジネスシーンでは誰とでもスムーズに電話のやり取りができる方法が求められるため、SkypeやZoomを用いた通話は適した方法とはいえません。
パソコンで電話を発信する方法はどれが1番おすすめか
顧客対応の品質を向上させたいときや電話業務を効率化させたい場合は、 クラウドPBXを導入する方法が1番おすすめです。
クラウドPBXには「自動応答機能」や「転送機能」など、便利な機能が豊富に搭載されているため、顧客対応の品質を大幅に向上させることが可能です。
また、着信時に顧客情報を自動で表示したりシステム上で簡単に情報を共有できたりと、電話業務の効率化にもつながります。
パソコンを活用して電話業務を効率化させよう
パソコンから電話が発信できるようになると、 電話機にかかる費用やスペースは不要です。
ノートパソコンを持ち出せば場所を問わず電話の受発信ができるため、リモートワークの促進にもつながります。
電話業務の効率化やトータルコストの削減を希望する方は、パソコンで電話発信する方法を取り入れてはいかがでしょうか。
なお、Scene Liveでは、工事不要で簡単に導入できるインバウンド向けコールシステム「OSORA」を提供しています。
顧客管理ツールやチャットツールとも連携できるため、社内間の情報共有やデータ管理がスムーズになります。
パソコンを介して単純に通話するだけでなく、通話分析やポップアップ通知などの豊富な機能により 固定電話では実現できなかったクオリティの高い顧客対応が可能です。
■合わせてよく読まれている資料
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