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2025.10.01

中小企業向けコールセンターシステムとは?導入のメリットとおすすめ10選

人材不足や顧客満足度の低下など、コールセンターで発生するさまざまなトラブルにお悩みの方もいるでしょう。

コールセンターのトラブルや課題解決には、 自社の規模や課題に適したシステムを導入するのがおすすめ です。

そこでこの記事では、中小企業向けコールセンターシステムの特徴や導入するメリット、おすすめのシステムについてご紹介します。

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小規模コールセンターで発生しやすいトラブル


まずは、中小企業のコールセンターで発生しやすいトラブルについてご紹介します。
代表的なトラブルとしては以下があります。

  • 人材不足
  • 属人化しやすく業務負担も大きくなる
  • 顧客のニーズに十分に対応できない
  • 通話内容の記録・分析ができない
  • 顧客リストの管理が十分に行えない
  • システム導入が不十分

人材不足

中小企業のコールセンターでよくあるトラブルのひとつが、離職率が高く、人材不足が慢性化しやすいという点です。

人手不足とそれに伴う業務負担の増加により、 人材がなかなか定着せず、退職者が増えることで機能不全に陥る こともありえます。

属人化しやすく業務負担も大きくなる

人材不足が慢性化したコールセンターでは、チーム全体での情報共有や体制の整備よりも業務が優先され、仕事内容や業務量に偏りが生じやすくなります。

結果、未経験者やスキルが不十分なスタッフのスキルがなかなか伸びないほか、スキルが属人化し、一部の経験豊富なスタッフの業務負担がさらに大きくなります。

このようなスキルの属人化や業務量の偏りは、 顧客満足度の低下や離職率の増加 につながります。

顧客のニーズに十分に対応できない

人材不足、スキルの属人化といった問題を抱えたままでは、顧客ニーズを満たしたサービスを提供することができません。

また、顧客からはコールセンターの規模はわからないため、整備された大規模なコールセンターでサービスを受けたことがある顧客は、それがクオリティの基準になります。

顧客は、規模に関係なくコールセンターに同等のクオリティを求めるため、 環境整備が不十分なままでは、顧客の求めるサービスを提供できず、顧客満足度が低下 しやすくなります。

通話内容の記録・分析ができない

コールセンターシステムを導入していない中小企業では、リソース不足や運用の難しさから顧客との通話内容を記録・分析できないケースが多く見られます。

限られた人数で架電を行う場合こそ、効率的かつ的確なアプローチが欠かせません。

通話記録やデータ分析がないままでは、各スタッフが得た知見が共有されず、同じ失敗や改善点が繰り返される恐れがあります。

そこで、 通話内容を録音・分析すれば、フィードバックや教育に活用できるだけでなく、成果につながるトークスクリプトの作成や改善にも役立ちます 

結果として、少人数体制でも成約率を高め、継続的に営業品質を向上させることができるでしょう。

顧客リストの管理が十分に行えない

コールセンターシステムを活用していない場合、顧客リストや架電ステータスの更新が属人化しやすく、管理が不十分になりがちです。

成果を高めるには、 顧客リストの最新化やセグメンテーション、ターゲットの特定といった情報管理が不可欠 です。

これらが滞ると、成約可能性の低いリストへ繰り返し架電してしまい、成果が上がらないだけでなくスタッフのモチベーション低下にもつながります。さらに、顧客情報の整理不足は営業活動だけでなく、マーケティング施策全体の精度にも悪影響を及ぼします。

CRMなどのシステムと連携し、 リストを一元的に管理・更新することで、アプローチの無駄を減らし、限られたリソースで成果の最大化を目指すことができます 

システム導入が不十分

業務過多、予算・リソース不足などが原因で、システム化の検討が十分にできていないケースもあります。

また、システムは導入しているものの、業務フローの課題把握ができない、課題はわかっているものの解決に動けないというケースもあり、 業務効率化や生産性を向上するためのアクションが不十分 になりがちです。

中小企業コールセンターのトラブル解決に最適!コールセンターシステムとは?


コールセンターシステムとはそもそもどのようなものなのでしょうか?

ここでは、コールセンターシステムの基本情報をご紹介します。

  • コールセンターシステムとは?
  • コールセンターシステムの仕組みとは?
  • コールセンターシステムの種類

コールセンターシステムとは?

コールセンターシステムとは、企業から顧客に電話をかけるアウトバウンドコール、顧客からの電話問い合わせを受けるインバウンドコールなど、 さまざまな電話業務を効率化するためのシステム です。

規模の大小に関わらず、さまざまなコールセンターで導入されています。

コールセンターシステムの仕組みとは?

コールセンターシステムは、以下のようなツールを組み合わせて構築されています。

システムの種類は、 電話とパソコンを結合するCTIをはじめとして、CRM・PBX・FAQなどが代表的 です。

PBX 構内交換機と呼ばれる、電話回線を制御するシステム。外線を内線に振り分けたり、内線同士をつないだりする役割。
CTI コンピューターと電話やFAXを統合させるシステム。オートコールやプレディクティブコールなど、業務効率化に欠かせない機能を搭載。
CRM 顧客の情報を管理するシステム。CTIと連携させることで、顧客の検索が容易になったり、受信時に顧客情報を表示させたり、さまざまな業務効率化が可能に。
FAQ よくある質問をまとめたシステム。FAQをコールセンターシステムに連携することで、スタッフが顧客対応時の確認ができ、質問への回答がしやすくなる。

このほか、音声認識や通話録音サービスをシステムに結合し、通話内容のテキスト化が可能なシステムを構築するケースも増えています。

このような需要の増加に合わせて、 最近では録音・音声認識機能があらかじめ搭載されたCTIが一般的 になっています。

コールセンターシステムの種類

コールセンターシステムは、提供形態と業務形態ごとに以下のような種類があります。

【提供形態別】

クラウド型 ベンダーがクラウド上のサーバーに設置したシステムを、インターネットからアクセスして使用する仕組み。 システム構築の導入コストや運用・保守などのランニングコストも抑えられるほか、スピーディーに導入できる 
オンプレミス型 自社内にサーバーやネットワーク機器などを用意し、一からシステムを作るタイプのコールセンターシステムです。導入コストやランニングコストがかかるものの、 自社の規模や業態に合わせて自由にカスタマイズできます 

以前はオンプレミス型が主流でしたが、 導入・運用の手軽さや規模の拡大・縮小時の柔軟性、機能の多様性といった面に優位性があるクラウド型が主流 になっています。

【業務形態別】

アウトバウンド型 テレアポ・インサイドセールス・支払督促・アンケートなど、企業から顧客に電話をかけるアウトバウンドコール業務に特化した機能を搭載しています。
インバウンド型 カスタマーサポート・問い合わせ対応・通販受付など、顧客からの電話問い合わせや注文を受けるインバウンドコール業務に特化した機能を搭載しています。

電話業務には、アウトバウンドとインバウンドがあり、それぞれに求められる機能が異なります。

 コールセンターシステムを選ぶ際には、自社の業務形態向けの機能を搭載したシステムを選ぶことが大切 です。

中小企業のコールセンターにシステムを導入するメリットは?


中小企業のコールセンターにシステムを導入することで、ご紹介したようなトラブルを解決できる可能性があります。

ここでは、中小企業のコールセンターにシステムを導入するメリットをご紹介します。

  • スタッフの負担を軽減する
  • 環境の整備やクオリティの均一化ができる
  • 業務環境が改善され、離職率の低下につながる
  • 蓄積したデータを業務改善やマーケティングに活かせる
  • 事業拡大にも対応

スタッフの負担が軽減できる

コールセンターシステムを導入することで、 電話業務の一部を効率化・自動化することができます 

「オートコール」「プレディクティブコール」などの機能によって、発信業務を効率化・自動化できるほか、CRM連携などの機能によって、顧客情報を探す・入力するといった手間を削減。テレアポや電話営業などの事前準備・後処理がスムーズに行えるほか、顧客情報の分散防止にも役立ちます。

また、電話業務やそれに付随する事務作業を効率化することができるため、スタッフの業務負担を大幅に軽減できます。

業務フローの整備やクオリティの均一化ができる

コールセンターシステムを導入することで、「Excel等の架電リストから対象者を検索、確認し、手動で電話をかける」といった一連の業務フローを、「リスト検索などの機能から架電先を絞り込み、ワンクリック発信機能で発信」といった形でスムーズにすることができます。

このように、コールセンターシステムの多種多様な機能を活用することで、 業務フローを整え、業務改善や効率化に活かす ことが可能です。

また、コールセンターシステムには、自動通話録音やトークスクリプトの表示機能などもあり、録音内容をもとにフィードバックを行ったり、トークスクリプトの表示機能でスキルのばらつきを防いだり、クオリティの均一化にも役立てることができます。

業務環境が改善され、離職率の低下につながる

「オートコール」「プレディクティブコール」などの発信業務を効率化する機能、CRM連携やリスト検索などの顧客情報の入力・検索・確認を効率化する機能などを活用することで、電話業務の負担が軽減し、業務環境が改善されます。

また、自動通話録音やトークスクリプト表示、モニタリング、ささやきなどの機能によって、スキルアップがしやすい環境になるほか、上司からのサポートを受けやすくなるため、業務中に感じる負担やストレスが軽減されます。

コールセンターシステムの導入による 職場環境の改善、負担やストレスの軽減効果によって、スタッフの離職率を抑える 効果が期待できるでしょう。

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CTI導入時に見るべき3つのチェックポイント

蓄積したデータを業務改善やマーケティングに活かせる

顧客情報や通話の録音データなど、コールセンターシステムにはさまざまな個人情報が保存されます。

このようなデータをもとに、スタッフに具体的なフィードバックが行えるほか、トークスクリプトを修正し精度を高めるなど、 さまざまな業務改善や品質向上に活かす ことが可能です。

また、顧客との通話データには、商品やサービスに対する不満や要望など、商品開発や事業戦略に活かせる重要な情報が含まれています。

データをただ保存だけでなく、分析などのプロセスを行う必要がありますが、 上手くマーケティングに活かす こともできるでしょう。

事業拡大にも対応

コールセンターシステムにはさまざまな種類がありますが、近年主流になりつつあるクラウド型のシステムを選べば、月ごとに契約内容を更新し、契約数を変更することができます。

また、多拠点に対応している製品やリモートワークに対応している製品もあるため、 事業の拡大はもちろん、電話業務のリモート化などにも、柔軟に対応できる でしょう。

中小企業向けコールセンターシステムを選ぶポイントは?


中小企業向けのコールセンターシステムを導入する際、どのようなポイントに注意して選べばよいのでしょうか?

ここでは、システム選びのポイントをご紹介します。

  • 自社に合った種類を選ぶ
  • 導入の目的を明確に
  • 料金と費用対効果
  • ツールの操作性
  • 既存ツールと連携できるかどうかを確認
  • セキュリティ対策やサポート体制を確認

自社に合った種類を選ぶ

コールセンターシステムには、ご紹介したような種類があります。

自社の業態や規模、予算、リソースなどに合わせて、クラウド型・オンプレミス型、アウトバウンド向け・インバウンド向けなど、 導入する目的や業態・規模に合った種類を選ぶ ことが大切です。

導入の目的を明確に

自社にとって必要な機能は何かを判断し、システムを選定することが重要です。

導入する目的や解決したい課題によって、 必要な機能やどんなツールを組み合わせてシステムを構築するかが変化 します。

そのため、導入前にコールセンターシステムを活用する目的を明確にすることが大切です。

予算と費用対効果

コールセンターシステムの導入に割ける予算を決めましょう。

予算を決めることで、 数あるコールセンターシステムの中から候補を絞り込むことができ、コールセンターシステム選びを効率化 できます。

また、システムを選定する際は、 予算だけでなく導入後の効果もシミュレーション しましょう。費用対効果が良いものを選ぶことで、効果を得ながら無理なく長く利用することができます。

ツールの操作性

機能が十分でも、操作性が悪い、わかりにくいツールはスタッフが混乱してしまう可能性があります。

操作性や視認性の悪さが原因で、スタッフの業務負担が増えてしまったり、ケアレスミスが増えてしまう可能性もあるため、 できるだけ操作性が良く、誰でも使いやすいツールを選ぶ ことが大切です。

既存ツールと連携できるかどうかを確認

コールセンターを運営している場合、すでにお使いのツールがあるはずです。

新しいシステムやツールを導入する際には、既存ツールとの連携面や相性を考慮しましょう。既存ツールとスムーズに連携できるものを選ぶことで、 導入コストを抑えることができるほか、運用時の使いやすさも向上 できます。

セキュリティ対策やサポート体制を確認

セキュリティのトラブルが発生すると、顧客情報の流出などのリスクにつながります。

コールセンターシステムは、顧客の個人情報を扱うシステムのため、 十分なセキュリティ機能を持っているかどうかを必ず確認 しましょう。

また、トラブルや不具合が発生したときに素早く復旧するためにも、 アフターフォローやサポート体制が充実したシステムを選ぶ ことも大切です。

中小企業向けコールセンターシステムは?おすすめの製品10選を徹底比較!


最後に、中小企業向けのコールセンターシステム10選をご紹介します。自社に合ったものはどれかぜひご確認ください。

(※)調査時点:2025年9月 最新情報は各HPへ

【中小企業向けコールセンターシステム比較表】

製品名 どんな方向け? 機能 費用 URL
lisnavi(リスナビ) ①CTIの操作に慣れていない

②発信業務のすべてをクラウド上で一括管理したい

③業務効率化や生産性向上を確実に実現したい

・オートコール
・トークスクリプト共有
・モニタリング
・スタッフ分析
月額5,000円 /ブース 【公式】lisnavi(リスナビ)|旧:List Navigtor.
OSORA ①インバウンド向けのコールシステムを探している

②情報管理・共有を効率化したい

③導入済のクラウドシステムと連携したい

・全通話録音・履歴
・ポップアップ
・アナウンス設定
・モニタリング・ささやき画面
・ACD
・待機/離席モード
月額:10,000円/URL + 1,000円/台
(※)すべて税抜
OSORA インバウンド向けコールシステム – 株式会社Scene Live
BALES CLOUD ①インサイドセールスの業務改善をしたい

②導入・運用のサポートが手厚いシステムを求めている

・シーケンス
・AI自動メール生成
・アナリティクス
・アクション管理
・顧客管理リスト
(※)料金の詳細は要お問い合わせ BALES CLOUD(ベイルズクラウド)| インサイドセールスに最適なツール
ソクコム ①コールセンターをオムニチャネル化したい

②カスタマイズで機能を最適化したい

・PBX機能
・SMS
・Eメール
・IVR
・発信番号通知
・API連携
・初期費用:100,000円
【月額】
・ユーザー料金:1,480円(税抜)
・チャネル料金:2,000円(税抜)
・電話番号料金:500円(税抜)
・フリーダイヤル料金:1,600円(税抜)
(※)追加料金で機能追加が可能
ソクコム-IVR・クラウドPBX・CTI等の統合コミュニケーションツール
Dream Call Next ①分析機能が豊富なシステムを使いたい

②導入までの期間が短いシステムを使いたい

・各種分析機能
・クリック発信
・再架電機能
・オートコール発信
・通話転送機能
・プレディクティブ発信
・モニタリング・ウィスパリング機能
月額:4,000円~(1ライセンス)
(※)料金の詳細は要お問い合わせ
<テレアポの通信費、電話コスト削減なら営業支援コールシステム「Dream Call Next」
CALLTREE ①導入までの期間が限られている

②シンプルで使いやすいシステムがよい

・各種発信機能
・各種受信機能
・各種サポート機能
・各種マネジメント機能
・コールセンター専用回線を使用
※料金の詳細は要お問い合わせ
CALLTREE | CALLTREE(コールツリー)アウトバウンドコンタクトセンターの自動架電テレマーケティング-クラウド型CTIコールセンターシステムです。
オトコル ①アウトバウンド業務を自動化したい

②人件費の削減を検討している

・一斉架電
・自動音声読み上げ
・再電話
・コンタクトの作成
・通話転送
・通話結果の録音
(※)料金の詳細は要お問い合わせ オトコル 電話発信業務の自動化ツール
楽天コネクト Storm ①オムニチャネルに対応したい

②既存システムと連携できるシステムが見つからない

・オムニチャネル対応
・コールフロー作成
・通話録音管理
・音声テキスト化
・CTI連携
・データベース連携
・1ライセンス12,000円~
(※)料金の詳細は要お問い合わせ
クラウドコンタクトセンターサービス | 楽天コネクト Storm
Push!AutoCall ①アウトバウンド業務を自動化したい

②自動発信・自動音声機能を導入したい

・自動音声コールシステム
・SMS送信
・誤配信の防止
(※)料金の詳細は要お問い合わせ Push!AutoCall – 株式会社ジンテック
Comdesk Lead ①携帯電話からも発信できるようにしたい

②できるだけ初期費用を抑えたい

・かけ放題
・090/080/070発信
・全通話自動録音
・オートコール
・モニタリング機能
・ささやき機能
・月額費用:1ID 6,000円〜
(※)ライセンスと携帯電話利用料(話し放題、パケット5G)が含まれます。
Comdesk Lead (公式) – Comdesk(コムデスク)のアウトバウンドコールシステム CTI

lisnavi(リスナビ)


引用:lisnavi(リスナビ)|旧:ListNavigator
リスナビは、アウトバウンドに特化したコールシステムです。

 オートコールで繋がるまでの工数を自動化する機能や、リスト・スタッフ・成績を1画面で管理・分析できるダッシュボード機能を搭載 しており、架電業務の課題解決に優れています。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・オートコール
・再コール
・グループ発信
・クイック発信
・ワンクリック発信
・トークスクリプト共有
・スタッフ分析
・ダッシュボード
・リスト別分析
・ステータス分析
・架電時間分析
・複数プロジェクト管理
・CSVインポート・エクスポート
・事前情報管理
・見込みステータス管理
・モニタリング
・ウィスパー(ささやき)
など
費用 月額5,000円 /ブース から
URL 【公式】lisnavi(リスナビ)|旧:List Navigator.

リスナビは、アウトバウンドコールに特化した多種多様な機能を搭載した製品です。

  • オートコールで繋がるまでの工数を自動化
  • 複数案件に強いプロジェクト管理機能
  • 分析効率や精度を向上させるオリジナルダッシュボード

など、 アウトバウンドの業務改善に必要な機能が充実。 

また、ブース数、つまり同時稼働する人数に基づいた課金形態なので、 例えば50人がシステムを使う場合も、同時稼働人数が最大10人であればご請求は10人分のみ。  アルバイトやパートのスタッフも多い企業では、ID課金のシステムからブース課金のシステムに変更することで大幅なコスト削減も期待できます。

発信効率を改善したい、アポ率をアップしたい、営業コストを削減したい、といった方はぜひ導入を検討してみてください。

OSORA

OSORA(2024年9月時点)
OSORAは、株式会社Scene Liveが販売するインバウンド向けのCTIシステムです。

外線通話を自動的に録音する全通話録音・履歴、着信があると顧客情報を表示するポップアップ、オペレーターのコール状況を視覚的に把握できるモニタリング・ささやき画面など、 インバウンドに特化した多彩な機能を搭載 しています。

さまざまなクラウドシステムと連携でき、拡張性が高いのも特徴。 複雑になりやすいコールセンターの情報管理・共有を大幅に効率化 できます。

提供形態 クラウド型
業務形態 インバウンド
主な機能 ・全通話録音・履歴
・ポップアップ
・アナウンス設定
・モニタリング・ささやき画面
・ACD
・待機/離席モード
・統括レポート
・通話分析
など
費用 月額:10,000円/URL + 1,000円/台
(※)すべて税抜
URL OSORA インバウンド向けコールシステム – 株式会社Scene Live

OSORAは、さまざまなクラウドシステムと連携可能な、拡張性に優れたインバウンド向けコールセンターシステムです。

優れた機能を備えながらも、工事不要で導入が簡単、業界最安値の利用料金などの 低コストを実現 しています。

小規模から大規模コールセンターにも対応しているので、 コストパフォーマンスを重視したいインバウンドコールセンター を運営している方におすすめです。

BALES CLOUD

BALES CLOUDは、スマートキャンプ株式会社が販売するアウトバウンド向けコールシステムです。

アウトバウンド業務の中でも「インサイドセールス」の改善に特化した機能が豊富で、業務の型化や自動化を通じて成果の最大化を実現します。

「効率的なアプローチで見込み顧客へタッチポイントを増やす」「今アプローチすべきリードの検索性を高めて商談数を最大化」「膨大な活動データを可視化し営業・マーケティング施策の収益を向上させる」という3つの強みがあり、それぞれに適した機能を搭載しています。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド
主な機能 ・シーケンス
・AI自動メール生成
・アナリティクス
・アクション管理
・顧客管理リスト
・電話発信管理
・メール一括配信
・個別メール送信
・CTI連携
など
費用 (※)料金の詳細は要お問合せ
URL BALES CLOUD(ベイルズクラウド)| インサイドセールスに最適なツール

BALES CLOUDは、インサイドセールスの業務・成果改善に効果的なコールシステムです。

 導入時には専任のカスタマーサクセス担当が付き、導入・運用スタート時だけでなく、定着・活用まで手厚いサポートを受けられる のも特徴。

導入後の運用・活用に不安を感じている方におすすめのシステムといえます。

ソクコム

ソクコムは、Foonz株式会社が販売する、クラウド型のコールセンターシステムです。

電話だけでなく、メールやSMSなど、企業と顧客をつなぐあらゆるコミュニケーションを一元化できるのが特徴で、生産性と顧客満足度の向上に寄与します。

アウトバウンド・インバウンドに適した豊富な機能を搭載しており、多種多様な機能から自社に適したものだけを選んでカスタマイズできるのも特徴。

小〜大規模まで、さまざまなコールセンターに導入されています。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド・インバウンド
主な機能 ・PBX機能
・SMS
・Eメール
・IVR
・発信番号通知
・API連携
・モニタリング
・全通話録音
・三者間通話
など
費用 ・初期費用:100,000円
【月額】
・ユーザー料金:1,480円(税抜)
・チャネル料金:2,000円(税抜)
・電話番号料金:500円(税抜)
・フリーダイヤル料金:1,600円(税抜)
(※)追加料金で機能追加が可能
URL ソクコム-IVR・クラウドPBX・CTI等の統合コミュニケーションツール

ソクコムは、 それぞれの規模や業態に合わせて、プランをカスタマイズできる コールセンターシステムです。

PCとインターネット環境さえあれば場所を選ばずに発着信が可能で、ワークスタイルに合わせた運用も可能。

使いやすいUIとカスタマイズ性で顧客管理・検索もスムーズに行えます。規模を問わず、さまざまな企業におすすめできるコールセンターシステムです。

Dream Call Next

Dream Call Nextは、株式会社ドリームソリューションが販売するコールセンターシステムです。

アウトバウンドに特化した、豊富な分析機能が特徴。オペレーター分析・一覧分析・エリアマーケティング・ステータス割合などの機能があり、分析結果をもとにオペレーターを割り振ったり、教育に活かしたり、マーケティングに活用したり、さまざまな業務改善に活かすことができます。

アウトバウンド業務に必要なその他の機能も充実しており、導入することで、テレアポやインサイドセールスの業務改善・生産性の向上が実現します。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド
主な機能 ・各種分析機能
・クリック発信
・再架電機能
・オートコール発信
・通話転送機能
・プレディクティブ発信
・モニタリング・ウィスパリング機能
・全通話録音機能
・オペレーター画面カスタマイズ
など
費用 月額:4,000円~(1ライセンス)
(※)料金の詳細は要問合せ
URL Dream Call Next(ドリームコールネクスト) – 株式会社ドリームソリューション – 営業部門やコールセンターなど、発信業務の多い法人様に最適な“秒課金”電話サービスなら株式会社ドリームソリューションにお任せください!!御社に最適な通話プランを無料シミュレーションいたします。

Dream Call Nextは、 高度な分析機能を有したアウトバウンド業務の効率化 に適したコールセンターシステムです。

最短3営業日で導入可能など、導入がスムーズに行えるのもポイントで、スピーディーにアウトバウンドコール業務に必要なシステムを構築できます。

 サポートが充実しているほか、UIもわかりやすく操作がしやすいため、はじめての方にもおすすめ 。アウトバウンド向けで分析機能が充実したシステムをお探しの方は、ぜひ導入を検討してみてください。

CALLTREE

CALLTREEは、株式会社ジーシーが販売するアウトバウンド向けのCTIシステムです。

クラウド型システムのためロケーションフリー・自社システム不要で、 申し込みから最短翌日の即導入が可能 。シンプルで操作性の高いシステムで、データの集計や分析・情報共有の機能も充実。セキュリティに重点を置き、信頼性の高いデータセンターを使用しているのも魅力です。

また、 クラウドPBX機能を搭載し、アウトバウンド特化だからこその使いやすさが魅力 です。B to C・B to B形態の新規開拓事業や既存顧客管理・進捗管理ができるシステムを探している企業におすすめです。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ・各種発信機能
・各種受信機能
・各種サポート機能
・各種マネジメント機能
・各種業務設定機能
・顧客情報管理機能(CRM)
など
費用 ・コールセンター専用回線を使用
※料金の詳細は要お問合せ
URL CALLTREE | CALLTREE(コールツリー)アウトバウンドコンタクトセンターの自動架電テレマーケティング-クラウド型CTIコールセンターシステムです。

CALLTREEは、スピーディーにコールセンターを開設したいニーズに応えてくれます。必要機材はパソコンとインターネット環境・ヘッドセットのみで、運用前に無料デモでお試し体験も可能です。

機能性の高さと現場が使いやすいインターフェース、何かあった時のサポートの迅速さも好評なので、 コールセンターの新規導入にもおすすめ です。

また、1席から利用可能なので、現在の架電業務を効率化したい小規模企業にも適しています。

オトコル

オトコルは、アイザック株式会社が販売するアウトバウンド向けのコールセンターシステムです。

録音した音声をもとに、顧客に伝える内容を作成できるのが特徴で、発信から通話まで、すべてのプロセスを完全に自動化することができます。

自動発信とトークスクリプトの作成のみで業務が簡潔するため、大幅な人件費の削減が実現します。支払督促やイベント・セミナーの前日確認、営業電話など、アウトバウンド業務の自動化を検討している方におすすめです。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド
主な機能 ・一斉架電
・自動音声読み上げ
・再電話
・コンタクトの作成
・通話転送
・通話結果の録音
・通話結果作成
・アカウント管理
・ショートメッセージ送信
・複数電話番号管理
など
費用 (※)料金の詳細は要問合せ
URL オトコル 電話発信業務の自動化ツール

オトコルは、自動発信、自動音声読み上げ機能など、アウトバウンド業務の自動化が実現できるコールセンターシステムです。

通電後の音声もトークスクリプトで簡単に作成できるので、これまで電話業務に欠かせなかった 顧客との対話をすべてシステムに任せられる 点がポイントです。

人件費を最少に抑えつつ、アウトバウンド業務を行いたい、コールセンターシステムを立ち上げたいという方にぴったりのサービスです。

楽天コネクト Storm

楽天コネクト Stormは、楽天モバイル株式会社が販売するインバウンド向けのコールセンターシステムです。

電話、メール、チャット等多様なチャネルによる問い合わせに対応するほか、 中小企業から大企業まで、さまざまな規模のコールセンターに対応 できます。

また、独自開発のデータベースやシステムとの連携も可能な柔軟性を備えており、既存システムとの連携面にお悩みの方にもおすすめです。

提供形態 クラウド型
業務形態 インバウンド
主な機能 ・オムニチャネル対応
・オムニチャネルデータ管理
・システム管理ポータル
・コールフロー作成
・高機能レポート(リアルタイム&ヒストリカル)
・通話録音管理
・音声テキスト化
・CTI連携
・データベース連携
など
費用 ・1ライセンス12,000円~
(※)料金の詳細は要お問合せ
URL クラウドコンタクトセンターサービス | 楽天コネクト Storm

楽天コネクト Stormは、 柔軟性と拡張性に優れ、小規模から大規模コールセンターまで対応するインバウンド向けのコールセンターシステム です。

オムニチャネル化を検討している小規模なコールセンターを運営している方は、楽天コネクト Stormの導入を検討してみてください。

Push!AutoCall

Push!AutoCallは、株式会社ジンテックが販売するコールセンターシステムです。

Web上で簡単に操作が可能な自動音声コールシステムとなっており、架電業務を大幅に効率化できます。

 督促連絡、DM開封確認、書類返送依頼、休眠顧客の掘り起こし、満足度調査、RDD(世論調査)、新サービスのご案内などなど、架電業務の効率化を検討している方におすすめ です。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバウンド・インバウンド
主な機能 ・自動音声コールシステム
・SMS送信
・誤配信の防止
など
費用 (※)料金の詳細は要お問合せ
URL Push!AutoCall – 株式会社ジンテック

Push!AutoCallは、自動音声を利用するアウトバウンド業務の効率化に適したシステムです。

ただ、 音声応答機能はインバウンドにも応用可能で、アウトバウンド・インバウンド双方で有効活用 できます。自動音声による業務効率化を検討している方は、Push!AutoCallの導入を検討してみてください。

Comdesk Lead

Comdesk Leadは、株式会社widsleyが販売する、国内初の携帯電話から発信できるCTIシステムです。インターネット環境がなくても、携帯電話に専用アプリを入れるだけでシステムを利用できます。

 機材や回線工事が不要なので、初期費用を抑えることが可能 。月額料金もライセンスと通話料を含めて、1IDにつき6,000円〜と安価です。もちろん固定IP電話での利用も可能で、さらに豊富な機能を使用できます。

また、高性能AIを用いて、自動文字起こしや要約の作成も可能です。顧客情報や架電後のステータス管理などの際のカスタマイズの自由度が高いのも魅力。架電の効率化と最大化、管理工数の最適化が期待できます。

提供形態 クラウド型
業務形態 アウトバンド
主な機能 ●携帯電話使用時
・かけ放題
・090/080/070発信
・全通話自動録音
・オートコール
・転送
・保留
・自動アナウンス
など

●IP回線使用時
・モニタリング機能
・ささやき機能
・オートコール
・一斉着信
・IVR
など

●その他
・アフターコールの自動化機能
・活動履歴の自動連携
・レポート機能
・見込み管理
・再コール設定
・SMS送信
・自動文字起こし
・自動要約
・キーワード・NGワード検出
・外部連携
など

費用 ・月額費用:1ID 6,000円〜
(※)ライセンスと携帯電話利用料(話し放題、パケット5G)が含まれます。
URL Comdesk Lead (公式) – Comdesk(コムデスク)のアウトバウンドコールシステム CTI

Comdesk Leadの魅力は、携帯電話を使って架電業務ができること。 シーンを選ばずに営業活動が可能なので、在宅やテレワークを積極的に取り入れている企業におすすめ です。

また、案件や商材ごとの管理もしやすくカスタマイズ性も高いので、営業代行や複数事業を行っている企業に適しています。

中小企業向けコールセンターシステムでトラブルを解決!

今回ご紹介したように、人材不足、スタッフの業務負担の増大、業務生産性の低下など、 中小企業のコールセンターが抱える悩みの多くは、システムの導入で解決できる 可能性があります。

クラウドの進化により、コストを抑えつつスモールスタートができ、導入もスピーディーに行えるシステムが登場しているので、トラブルにお悩みの方はぜひシステムの刷新、または新規導入を検討してみてください。

■アウトバウンド特化のコールシステム lisnavi(リスナビ)

lisnavi(リスナビ)は、累計導入社数2,600社(2025年7月時点)を誇る、株式会社Scene Liveが販売するCTIシステムです。

  • ・オートコールで繋がるまでの工数を自動化
  • ・複数案件に強いプロジェクト管理機能
  • ・分析効率や精度を向上させるオリジナルダッシュボード
  • ・導入から運用、成果向上支援まで専任の担当が支援する手厚いサポート体制

などなど、電話業務の課題解決に優れています。 さまざまな業務・現場の需要に対応する柔軟性・カスタマイズ性を兼ね備えたCTIシステムです。

柔軟性や効率性に優れたアウトバウンド向けCTIをお探しの方は、ぜひこちらから詳細をご確認ください。

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CTI導入時に見るべき3つのチェックポイント
Written by株式会社Scene Live マーケティング部

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